ハーレクイン・イマージュ 赤毛のアデレイド

ベティ・ニールズ/小林節子（翻訳）

ハーパーコリンズ・ジャパン（2018/04発売）

• サイズ 新書判／ページ数 164p／高さ 17cm
• 商品コード 9784596225122
• NDC分類 933
• Cコード C0297

出版社内容情報

いつしかこの心を占めていたのは、
あなたの優しい声と、笑顔でした。

イギリスとオランダの病院間で人事交流が行われることになり、
赤毛が印象的な小児科の看護師、アデレイドが推薦される。
オランダから候補者を視察しに来たファン・エッセン教授も、
彼女の献身的な働きぶりを見て、ぜひ来てほしいと声をかけてくれた。
無口だけれど、魅力的な声で完璧な英語を話す彼……。
長身で、笑うと得も言われぬすてきな表情になるハンサムな人……。
アデレイドは気づけば教授のことを考えてしまう自分を戒めつつ、
彼の役に立って喜んでもらいたい一心で、オランダ行きを承諾した。
ところがそこには、金髪に青い目のみごとな美貌をそなえた、
教授の“恋人”を自任する上流階級の令嬢が待っていた！

世界中の読者のみならず、数多くの作家たちから愛されるベティ・ニールズ。『赤毛のアデレイド』はそんな彼女の記念すべき処女作です。2007年に惜しくもこの世を去った友人のアン・ウィールが生前に本作へ寄せた賛辞も掲載されていますので、お見逃しなく！

ベティ・ニールズ［ベティニールズ］
著・文・その他

小林節子［コバヤシセツコ］
翻訳

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[akiyuki_1717]

ハーレクインの中でロマンス、クラッシック、イマージュと再販され続けています。ベティさんの作家デビューの作品で、今はありがたがられている赤毛が、オランダでは嫌われている色で、周りからさめた目で見られるという、時代を感じる内容です。ベディさんのヒーローは初めはぼんくらではなかったのだと思うと、この路線で進んでくれればもっとロマンスを感じられたのにと思いました。ヒーローの気持ちがこれぐらい読んでる人にも伝わると、同調して読めて良かった。

2019/06/21