ハーレクイン・イマージュ
ライラックの城

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  • サイズ 新書判/ページ数 156p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784596223203
  • NDC分類 933
  • Cコード C0297

内容説明

プリマを目指しイギリスからウィーンへやってきた日、サイランは見ず知らずの赤ん坊を火災から助け出し、足を負傷した。こんな足では、美しく踊ることなんてとうていできないわ…。失意のなかウエイトレスとなった彼女の前に、赤ん坊の伯父と名乗る男爵が現れ、お礼に城へ招待したいと申し出た。しかもバレエ教師としての仕事も提供されると聞き、サイランは喜んで申し出を受け入れ、2週間後に男爵の城へ向かった。ところが、迎えに現れた男爵の弟クルトは彼女を歓迎するどころか、なぜか無礼な態度で追い返そうとしたあげく、罵りの言葉を吐いた。「きみはこの城にさらなる災いをもたらそうとしている魔女だ」

著者等紹介

ウィンズピア,ヴァイオレット[ウィンズピア,ヴァイオレット] [Winspear,Violet]
ロマンスの草創期に活躍した英国人作家。32歳で作家デビューを果たし、30余年の作家人生で約70作を上梓。生涯独身を通し、1989年に永眠する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くまた

1
初対面の時からヒーローに対し失礼で嫌味な言動を繰り返すヒロイン。そのまま終盤に突入したのにラストで唐突に相思相愛前提で二人の会話が始まってびっくり。自惚れが強く思い込みの激しい主人公で、彼女の想像(妄想?)=規定事実として話が進み、突っ込みどころ満載で何度も手が止まったが、驚きのラスト展開を見ると作者自身がヒロインのような人なのかと思えて来た。2017/04/20

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