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内容説明
プリマを目指しイギリスからウィーンへやってきた日、サイランは見ず知らずの赤ん坊を火災から助け出し、足を負傷した。こんな足では、美しく踊ることなんてとうていできないわ…。失意のなかウエイトレスとなった彼女の前に、赤ん坊の伯父と名乗る男爵が現れ、お礼に城へ招待したいと申し出た。しかもバレエ教師としての仕事も提供されると聞き、サイランは喜んで申し出を受け入れ、2週間後に男爵の城へ向かった。ところが、迎えに現れた男爵の弟クルトは彼女を歓迎するどころか、なぜか無礼な態度で追い返そうとしたあげく、罵りの言葉を吐いた。「きみはこの城にさらなる災いをもたらそうとしている魔女だ」
著者等紹介
ウィンズピア,ヴァイオレット[ウィンズピア,ヴァイオレット] [Winspear,Violet]
ロマンスの草創期に活躍した英国人作家。32歳で作家デビューを果たし、30余年の作家人生で約70作を上梓。生涯独身を通し、1989年に永眠する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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