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内容説明
新聞社に勤めるステイシーは休暇のためノーフォークへやってきた。そこで、ある屋敷をキンセラという男が買ったと噂に聞き、世界的に有名な大物銀行家、ニコラス・キンセラではないかと直感する。彼に関する情報を何かつかめたら、きっと同僚記者が喜ぶわ。さっそくその広い敷地にある屋敷へ向かうと、案の定、ニコラス・キンセラと外国の要人が話しているのが見えた。すごい情報を得たと喜んだのもつかのま、護衛に捕まり、ステイシーは屋敷の主の前に引き出されてしまった!険しい顔をしたニコラスは彼女の顔と体つきを眺めたあと、言い放った。「こうなった以上、きみをこの屋敷から帰すわけにはいかない」
著者等紹介
ラム,シャーロット[ラム,シャーロット] [Lamb,Charlotte]
第2次大戦中にロンドンで生まれ、結婚後はイギリス本土から100キロ離れたマン島で暮らす。大の子供好きで、5人の子供を育てた。ジャーナリストである夫の強いすすめによって執筆活動に入った。2000年秋、ファンに惜しまれつつこの世を去った(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
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この物語を読むと、新聞記者が嫌いになりそう。彼氏のためにスクープを取ろうと人の屋敷を盗み撮りしたのに、当たり前のような主張で、人をおちょくるような言動の数々で、おてんばといえばそれまでかもしれないが、自分の家族に対しては愛情深く書かれているが、人間性に著しく問題があるように思えた。ヒーローとヒロイン以外の人物描写が多すぎて、ロマンス的には薄すぎ。終わり方もパッピーエンドというには微妙で、たかだか二日のうち数時間一緒にいただけで、命を懸けるほど愛し合えるようになるものなの?2014/07/29
akiyuki_1717
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再読。8年前に読んでいたけれど、全く覚えていない上、感想も全く同じだし、いい年をして母親の勧める生まれた時から知っている相手と一年も前に婚約しておきながら、ヒロインに出会った途端に手を出そうとして追いかけ回すヒーロー。ヒロインも恋人とはいわなまでも、家族に紹介していて、スクープを渡そうとする程の相手がいながら簡単にヒーローに靡いて、きちんと説明もしない似た者カップルなのかもしれない。再読して更に嫌気がました作品。2023/02/28