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内容説明
牧師の父と古風な母に育てられたレティシアは、初めての恋に破れて以来、男性には心を開けなくなっていた。そんなときに出会ったのが、姉の親友に紹介されたヤソン。35歳のオランダ人医師はとても背が高く、ハンサムで、警戒心をあらわにするレティシアに優しく言った。「いつの日か、きみは誰かを好きになる。そしてその誰かは、きみが世界でいちばんきれいだと気づくんだ」事情を知る彼の、なぐさめの言葉でしかないことはわっていても、レティシアはしだいにヤソンに惹かれていくのを感じた。夏の恋のはじまり―それは、眠れない夜のはじまりでもあった。せつない夏の初恋物語。『緑の乙女に口づけを』の関連作。
著者等紹介
ニールズ,ベティ[ニールズ,ベティ] [Neels,Betty]
イギリス南西部デボン州で育つ。夫の故郷オランダに14年間住み看護師として病院で働いた。イギリスに戻った後、1969年『赤毛のアデレイド』を発表して作家活動に入る。2001年6月永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
rokoroko
8
ハーレクイン2300号記念ですって!31年前に出版し始めた時本屋で働いていた私。毎月楽しみだった。小説ジュニアがあった時代。ETと言う映画が観客を動員していて。時は流れるのね。記念号って絶対売れる、面白い作家を選んできているのに今回はベティ?今まで、いろいろ登場していたヤソンの話。オランダの立派な家が良く描かれている。私、オランダで入った家って(アンネの隠れていた家)だけだった。どんな家なのかしらね。いつものお医者さんと看護師の話。今回もヒロインをやきもきさせたり、ツンツンさせたりすりするの。楽しかった!2013/11/12
kyara
7
ベティ・ニールズ。昔はぬるすぎて夢中になれなかったけど、余りにも無駄にホットな作品が氾濫する昨今、むしろ新鮮だった。2013/11/30
びわ
6
相変わらず穏やかに、相変わらず余計なことを言いヒロインを落ち込ませたり怒らせたりするヒーロー。ヒーローは焼きもちやいていたんだろうけど、カレル君のおかげで明るい感じがあってよかった。あとユリウスがすっかり妻の言いなりっぽいのが面白かった。これはめずらしくスピンだったなあ。ヒーローの最初のプロポーズは野暮すぎる…。毎回思うけど、幸せなエピがほしい!2013/12/02
ひまわり
3
ヒーロー言葉足らずでしょ!振り回されるヒロインだけどどうしてこんなに自己評価が低いのか・・・2013/12/06