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内容説明
１８歳のジュリーとテイトは熱々のカップルだった。大きな街に出てそれぞれの夢をかなえ、必ず結婚しよう―そう誓い合っていたのに、二人は悲しい誤解によって別れた。１０年後、ジュリーは捨てたはずの故郷へ戻ることになる。秘かに産み育てた、愛しいテイトの娘のために。難病に冒された娘のドナーになれるのは彼ひとりなのだから、娘の存在は明かさぬまま、彼の協力を取りつけなくてはならない。万が一うまくいかなかったとき、残る手段はただひとつ。今もジュリーを憎んでいるであろう彼に、こう頼むのだ。きょうだい間の輸血のため、“あなたの子どもを産みたいの”と。
著者等紹介
グッドナイト，リンダ［グッドナイト，リンダ］ ［Ｇｏｏｄｎｉｇｈｔ，Ｌｉｎｄａ］
オクラホマ州で生まれ育つ。看護師や小学校教師として働き、子育てをしながら、ライターたちの集まりに参加しつづけて作家デビューした（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃろ
3
⭐⭐⭐シークレットベイビーもの。その子が白血病のため父親のヒーローに子供のことを隠してドナー登録を頼み込む。でも、型が合わずに最後の手段にでる、というもの。ヒロインとヒーローが10年前に別れたのも、誤解がもとだけどそれをウジウジ考えているから、ちょっと読んでてイライラ。子供が素直で可愛い。2014/12/01
ぽこ
3
娘の移植のためにかっての恋人と子供を作らなくてはいけない話。 後半の娘のセリフに泣けました。こんな良い子がいるのに、もっと早くヨリを戻せよと言いたい。二人のすれ違いにジレジレしました。2013/12/17
ひまわり
3
別れた高校時代の彼女が現れていきなり子供の存在を知らされ、その子が不治の病と聞かされたら驚くわよね。そればかりかドナーに適合しなかったから今度はもう１人子供を産ませてくれと。臍帯血移植のために兄弟を作るっていうけど臍帯血なら適合率高そうだし臍帯血バンクでいいのでは？と素朴な疑問。2013/10/29
akiyuki_1717
1
ストーリーとしては好みで、きちんとイマージュ色を保ってるところも好感度は上がったんだけど、ヒーローが酷くネガティブな思考なのが残念だった。後半は盛り上げてくれたけど、お互いに裏切られたと思ってるので、もったいぶった態度が多くて、ちょっとイライラしますが、娘に対するふたりの愛情は疑いもなく、綺麗にハッピーエンドに流れてました。余計なプライドや、喧嘩腰な会話も少なくて、最近のハーレクインとしてはスマートな仕上がりす。 2014/11/05
