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内容説明
サヴァンナは姉と子守役派遣会社を経営している。休暇旅行中の家族に同行して子どもの面倒を見るナニーは裕福な顧客たちのあいだで話題になり、評判も上々だ。そして、今回の依頼人はやり手の事業家、デクラン・マードック。その名前を聞いたサヴァンナは凍りついた。7年前、恋人だったわたしを捨て、ほかの女性と結婚した男。すでに離婚した彼はサヴァンナをナニーとして指名しているという。楽しい思い出や別れた日の光景がよみがえり、胸を締めつける。仕事を受けるべきか迷いつつも、サヴァンナは面談の席で彼と再会した。ああ、今も変わらず彼がこんなに魅力的でなければよかったのに…。
著者等紹介
マクマーン,バーバラ[マクマーン,バーバラ][McMahon,Barbara]
アメリカ南部で生まれ育ち、航空会社で1年間世界を旅したのち、カリフォルニアに落ち着く。コンピュータ会社で働きながら、子供たちが学校に通うようになってから執筆活動を開始。会社を離れてフルタイムの作家となったが、さらに執筆に専念するため、夫とともにサンフランシスコのベイ・エリアからシエラネバダ山脈に移る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
12
幸せな家庭を築くにはひとりだけの努力じゃ足りない。懸命に考えた対処法が正しいとは限らない。最初は若気の至りで、二度目はヒロインを切り捨ててでも娘の為によかれと思ってした結婚が間違っていたと結論付けたヒーローの苦悩を考えるとちょっと切ない。最低の元妻でも娘からしたら大事な母親なんだし。対して公平な目でものを考えるヒロインは尊敬もの。ヒーローの中で自分がどういう位置か分かれば待つことも譲ることも出来る強さがある。子供がいる人との結婚にためらわず飛び込んでいける勇気も。相手から愛されていると思えばこそ、ですが。2014/05/14
ひまわり
2
正直こんなヒーロー嫌だわ。7年前、別れた妻に子供がいたことが分かって捨てられたヒロイン。今更子供のためにナニーを引き受けてくれってどの口が言うんだ!2012/12/30