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内容説明
バレリーナとして踊ることが人生のすべてだったクリスは、怪我で1年間の休養を命じられ、沈んでいた。病院帰りに姉とホテルのラウンジでお茶を飲んでいると、先ほどから1人の男が人目もはばからずじっと見つめてくる。「あら、あれはアントン・デ・カセノヴェよ」姉が耳打ちした。ロシア王家の末裔で、砂漠の指導者でもあるという彼は、タブロイドを連日にぎわせる悪名高いプレイボーイだそうだ。色恋や結婚になど興味はないはずなのに、なぜか心がざわめくのを感じ、クリスは足早にラウンジをあとにした―まるで逃げるように。ところがひょんなことからホテルに戻ることになった彼女は、あろうことか、アントンとエレベーターに閉じ込められてしまう。
著者等紹介
ウィンズピア,ヴァイオレット[ウィンズピア,ヴァイオレット][Winspear,Violet]
ロマンスの草創期に活躍した英国人作家。32歳で作家デビューを果たし、30余年の作家人生で約70作を上梓。生涯独身を通し、1989年に永眠する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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