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内容説明
「クラリシマ、まさか忘れたわけじゃないだろう!」その声に、クララははっと息をのみ、振り返った。ヴァレンティノ!九年ぶりに幼なじみが戻ってきた。クララのことを“クラリシマ”と愛称で呼ぶ、ただひとりの人。そして、わたしにとっては“ティノ”。でも、もう昔の彼ではない。今はF1レーサーとして名をはせ、社交界をにぎわすプレイボーイ。その顔はテレビやタブロイド紙で、幾度も見せつけられている。父親のレストランの経営を立て直すため、当分町にいるそうだけれど、会ったとたんデートに誘う彼の真意が、クララにはわからなかった。いずれ町からいなくなる人と、浮ついた関係など結びたくはない。それにクララにはもう一つ、彼との関係に踏み切れない訳があった。
著者等紹介
ウインターズ,レベッカ[ウインターズ,レベッカ][Winters,Rebecca]
アメリカの作家。ユタ州ソルトレイクシティに住み、四人の子供を育てながら執筆活動を開始。これまで数々の賞を受けたベテラン作家である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mari
0
★★☆2012/01/16
みろん
0
農園で働く女性と、世界的に名を馳せているF1レーサーでヒロイン幼馴染とのロマンス。 ヒーローの職業がF1レーサーだし、好きな設定の幼馴染ものなんだけど、予想(期待)していた話とはちょっと違ったみたい…(^^; うーん…。シリアス。2011/06/10
沙月
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哀愁の上に流れる初々しさのある淡々とした物語…とでも言いますか。ロマンス作品としてのドラマ性は低いものの、人生に焦点を当てるととたんにドラマチックに見えてくるという、かなり特異な作品。飛び抜けて面白いとは言えないものの、なかなかの良作かと。しかし、最後がちょっとぶつ切りの終わり方で、それが残念。2011/05/11
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