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内容説明
父親の遺言が明かされると、ユーフィーミアは衝撃を受けた。父には借金があり、家族の愛する家が抵当に入っているというのだ。悩んだ末、ユーフィーミアは家を貸すことにした。家賃収入を抵当の支払いに充てれば、大切な家を手放さずにすむ。だが、ようやく見つかった借り手は、思いもよらない人物だった。なんと、父親の最後の治療をめぐって激しく対立したオランダ人医師、ドクター・ファン・ディードレイク。傲慢で無礼な彼とかかわるのはひどく不愉快だが、契約さえ交わしてしまえば、顔を合わせることもないだろう。ユーフィーミアのそんな期待は、ほどなく裏切られる…。イギリスの田舎町と陽光きらめくスペインを舞台に、医師の尊大さに反発しながらも惹かれていく、看護師の切ない恋物語。
著者等紹介
ニールズ,ベティ[ニールズ,ベティ][Neels,Betty]
イギリス南西部のデボン州で子供時代と青春時代を過ごした後、看護師および助産師としての教育を受けた。戦争中に従軍看護師として働いていたとき、オランダ人の男性と知り合って結婚。以後十四年間、夫の故郷オランダに住み、ベティは看護師、夫は病院事務と、ともに病院で働いた。イギリスに戻って看護師の仕事を退いた後、よいロマンス小説がないことを嘆く女性の声を地元の図書館で耳にし、自ら執筆を決意した。1969年、「赤毛のアデレイド」を発表して作家活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
rokoroko
3
再読。納得できないような人と婚約してしまい、ヒロイン好きになると適当な人選んで自分の婚約者とくっつけてしまう。よくわかんないヒーロー。自分の妄想に傷つくヒロイン。ベティの話では良く爆発事故おこるけれど、こんなに安全性に問題のある国に住んで、大丈夫なのかしら。つっこみどころ満載なのはベティのいいところ。ええ好きなんですよとっても2015/09/04
紫野
3
本当になんであんな人と婚約していたのだろうか。ヒロインが現れなかったら、結婚していたのか?相変わらず、よく分からないヒーローだが、それがこの作者の魅力といえば魅力なのか?はまって読んでる私も私だけど。2012/07/29
びわ
2
ヒーローがなんで婚約者の看病にヒロイン指定したのかわからない…そばにいたかったからとか?2012/12/12
こえん
2
父の死去の後、借金の抵当に入ってることが判明した屋敷を貸し出す看護師長ヒロインと、借り手になったオランダ人医師のヒーロー。いけすかない婚約者がいるヒーローだけど、出会ったばかりのヒロインに惹かれて動揺しているのが微妙に読み取れて可笑しい。婚約解消へ動くヒーローの策士ぶりはお見事としか言えないけど、何を考えてあんな女性と婚約してたのかはナゾだわ~。2010/01/19
みろん
2
屋敷を貸し出すことにした女性と、屋敷の借り手となった医師とのロマンス。珍しく策士なヒーローなのでニヤニヤするけど、ベティ・ヒーローなだけに可愛げがない(笑)。2009/11/27
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