- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > ノベルス
- > ハーレクインシリーズ
内容説明
マンダは休暇を取り、携帯電話も通じない未開の島にやってきた。実のところ、行き先はどこでもよかった。誰も知らない場所で一人になりたかっただけなのだから。そうして自分を守るため、もう一度心に壁を築こうとしていた。ところが、観光中に島を襲った大地震に巻きこまれ、マンダは古代寺院の地下の暗闇に閉じこめられてしまう。迫りくる死の恐怖にさらされ、彼女が悲鳴をあげたそのとき、どこからか声がした。「頼むから静かにしてくれ」そこには考古学者ニック・ジャゴーも閉じこめられていたのだ。おまけに彼はマンダを黙らせようと、その唇にキスをして…。『嘘と愛の間で』で心に問題を抱えた妹として登場したマンダのその後の物語。寺院の地下で運命をともにした男性は、彼女を心に巣くう闇からも救い出せるのか?―。
著者等紹介
フィールディング,リズ[フィールディング,リズ][Fielding,Liz]
イングランド南部バークシャー生まれ。二十歳のときアフリカに渡り、秘書の仕事に就いた。土木技師と結婚し、その後十年間をアフリカと中東で暮らす。夫は激務で、彼の帰宅を待つ長い時間、ものを書いて過ごすうち作家の道に。現在はウェールズに住んでいる。夫とのあいだに二人の子供がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りり
1
★★☆☆☆コミックでは読んだことはある初読み作家。『嘘と愛の間で』のH/Hの子供たちの洗礼式からはじまる。暗闇でよくあんなに話せるなあ。そこが読みどころで互いの傷を語り合うよくある展開は凡庸で暗い。H/Hが魅力的でもないから幸せ感がない。読んでるときに地震があって少しばかり驚いた2015/12/28
葉月
0
Cの下2011/01/15
こえん
0
これの前の作品を読んでから、もう一度読み返そうっと。2009/12/07
みろん
0
ひとり旅に出て地震に巻き込まれた女性と、現地で遺跡発掘中の考古学者とのロマンス。ケンカごしだった二人が暗闇の中、しだいに打ち解け互いに自分の心中を吐露しあうように…。リズ・フィールディングはこの手の心理描写が上手い。2009/10/31
Mari
0
★★2009/10/27
-
- 電子書籍
- 親子で楽しくなる魔法の考え方 もっと笑…