ハーレクイン・イマージュ
マスカレードの告白 赤毛のアデレイド

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  • サイズ 新書判/ページ数 324p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784596220004
  • NDC分類 933
  • Cコード C0297

内容説明

嵐の夜、ルースは雨に打たれて呆然とバグネリ邸の前に立っていた。一年前、ある事件に巻き込まれたショックで彼女は記憶を失い、婚約者のジーノがなぜ自分の前から消えたのか思い出せずにいる。彼がバグネリ家の一員だということを頼りにベネチアまで来たけれど。稲妻が一瞬ルースを照らし出す。その姿を窓から見たピエトロ・バグネリ伯爵は、ずぶぬれの見知らぬ女性をほうってはおけず、屋敷の中に入れた。ルースは記憶を取り戻して暗闇から抜け出したい一心だったが、そこにいたのは会いたかったジーノではなく、彼女と同じように心に闇をかかえた孤独な伯爵だった。2000号記念号。イタリアを舞台にした作品で人気抜群、先ごろハーレクイン・ロマンスでもデビューを果たしたルーシー・ゴードンの新作にあわせて、ベティ・ニールズの日本デビュー作品も収録。

著者等紹介

ゴードン,ルーシー[ゴードン,ルーシー][Gordon,Lucy]
雑誌記者として書くことを学び、ウォーレン・ベイティやリチャード・チェンバレン、ロジャー・ムーア、アレック・ギネス、ジョン・ギールグッドなど、世界の著名な男性たちにインタビューした経験を持つ。ヴェネチアでの休暇中、街で出会った地元の男性と結婚。会って二日で婚約し、結婚して三十年になる。イングランド中部に暮らしている

ニールズ,ベティ[ニールズ,ベティ][Neels,Betty]
イギリス南西部のデボン州で子供時代と青春時代を過ごした後、看護師および助産師としての教育を受けた。戦争中に従軍看護師として働いていたとき、オランダ人の男性と知り合って結婚。以後十四年間、夫の故郷オランダに住み、ベティは看護師、夫は病院事務と、ともに病院で働いた。イギリスに戻って看護師の仕事を退いた後、よいロマンス小説がないことを嘆く女性の声を地元の図書館で耳にし、自ら執筆を決意した。1969年、「赤毛のアデレイド」を発表して作家活動に入る。穏やかで静かなロマンス、その優しい作風が多くのファンを魅了した。2001年6月、惜しまれつつ永遠の眠りについた。彼女が生みだした作品は百三十以上にも及んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

rokoroko

3
赤毛のアデレイド再読2013/04/16

びわ

2
とりあえず「赤毛のアデレイド」だけ。これべティの処女作だよね?ヒーローは気が利かないけど、ひどいこと言わないし、癇癪おこさない優しい。でもねー一年かけてもまともに口説けてないのはさすがべティヒーローだわ、と妙に感心。ライバル女にヒロインとパーティー行くから♪とかいっちゃうあたりおバカだわ。ヒロインは優しくて有能。無邪気で素直、美人設定だし、恋人いないのが不思議だわ!これがべティの原点かと思うと感慨深い。2013/09/05

くろうさぎ

2
「マスカレードの告白」記憶をなくしたヒロインが過去を探るために婚約者に会いにベネチアを訪ねてきたが、当人は不在で、いたのは伯爵だった。ヒーローはジーノの自己満足を許してはならなかったってことでしょ・・・。「赤毛のアデレイド」病院の人事交流計画の為にオランダに行くことになったヒロインとオランダ医師のお話。ベティのヒーローはいつもあんまり気乗りしない相手とつきあってるのねぇ・・・。2012/05/02

くろうさぎ

1
「マスカレードの告白」を再読。いつもヒーローに?成りすまして遊んでいるジーン?心底卑怯な奴だったなぁ・・・。2013/11/27

こえん

1
再読。ヒロイン元婚約者の正体はナンだけど、H/Hの心理描写は良かった。2010/08/22

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