ハーレクイン・イマージュ 遅すぎた再会

ウインターズ，レベッカ【作】〈Ｗｉｎｔｅｒｓ，Ｒｅｂｅｃｃａ〉/井上 きこ【訳】

ハーパーコリンズ・ジャパン（2009/02発売）

• サイズ 新書判／ページ数 156p／高さ 17cm
• 商品コード 9784596219961
• NDC分類 933
• Cコード C0297

内容説明

Ｆ１界のスター、セザール・ヴィヨン―デビュー以来、数々の記録を塗り替えた実力の持ち主であり、貴族出身で世界中の女性のあこがれの的。そして、サラが愛する男性だ。その彼が、レース中に事故に巻き込まれた！サラは意を決してイタリアへ飛び、セザールの病室を訪ねた。六年ぶりの再会だった。案の定、彼の顔に浮かんだのは嫌悪感だけ。彼はいまだにわたしを許していない。でもあのとき彼の招待を拒んだわけを今こそ知ってほしかった。それが彼に生きる力を与えてくれるかもしれないから。

著者等紹介

ウインターズ，レベッカ［ウインターズ，レベッカ］［Ｗｉｎｔｅｒｓ，Ｒｅｂｅｃｃａ］
アメリカの作家。十七歳のときフランス語を学ぶためスイスの寄宿学校に入り、さまざまな国籍の少女たちと出会った。これが世界を知るきっかけとなる。帰国後大学で、多数の外国語や歴史を学び、フランス語と歴史の教師になった。ユタ州ソルトレイクシティに住み、四人の子供を育てながら執筆活動を開始。これまでに数々の賞を受けたベテラン作家である（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[akiyuki_1717]

１７歳でヒーローに出会い、夢中になり、ヒーローもヒロインが２０歳になるまで待って、逢瀬を重ねるようになったという、ここまでは微笑ましいストーリー。しかし、レーサーってそんなに家庭を持ったりするとダメになるものなの？F１レーサーに恋人がいたり、家族がいたりすると思うけど、シーズン中は一人でいるものなのかしら？ヒロインが告白もされず、シーズンオフの間しか会って貰えてなければ、その行動も理解できる。ヒーローは最後まで、子供を隠していたとなじる姿に幻滅した。一家が仲良しは良いけれど、ヒーローとしては最悪だった。

2019/08/21

[ちはや]

なんだ、ヒーローもヒロインも相手の出方を待ちすぎただけやん。最後のヒーローの気持ちの変わり具合にワロタ。えらく引っ張るな、と思ってたら呆気ないし。

2011/07/05

[てん・ゆう]

別れの原因が弱いので、ホントにお互い唯一の相手と思っていたのか疑問だけど、再会して〜大団円の紆余曲折が面白かった。

[こえん]

H/H双方の６年会わなかった理由が納得できない…妊娠を隠してヒーローと会わなかったヒロインも、そんなヒロインに会いに行くこともなかったヒーローも謎。なので、どちらにも感情移入ができなくて、いまいち楽しめなかった。

2009/08/22

[みろん]

6年前にヒーローの子供を身篭った事を隠していた元恋人と、Ｆ１レーサーとのロマンス。失われた時間は大きい。ファミリー色は強いけど、ロマンス面がなかなか進まないのがじれったい。

2009/03/23