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内容説明
マギーは結婚したら、子だくさんの家庭を築くのが夢だった。夫となるリアムも同じ思いだと信じていたのに。そうでないことが結婚式前夜のパーティの最中に発覚し、マギーは婚約破棄を言い渡して逃げ帰ってきた。おまけに親友だと思って信頼していたジェイクまで、リアムの考えを知っていながら教えてくれなかったのだ。もしかしたらリアムの裏切り以上のショックかも…。そのとき部屋のドアがノックされ、当のジェイクが現れる。マギーは激怒して追い返そうとするが、話があるという彼はひどく思いつめた表情をしていた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
13
冒頭のヒロインの結婚騒動はいただけない。ちょっとひく。優秀な外科医で性格もよさそうなふたりが恋には不器用で思いっきり迷走しているの図。でもヒーローも2年も禁欲するほどヒロインを愛しているのなら、きちんと気持ちを伝えてみたらよかったのに、と思わずにはいられない。理由は冒頭から大体想像できたし、悶々と悩み続けるヒーローにはなんだか同情を感じるし、じれったいけれど割と面白かった。素晴らしい集中力や判断力はもちろん、体のケアばかり優先されがちな救急医療現場で患者のメンタルも気遣えるヒーロー、ヒロインを尊敬する。2015/05/28
こえん
1
ヒーローに対していろいろ言いたいことが…医師なのに。でも一応…というか、かなり真剣にヒロインのことを考えて行動してたんでよしとするかな。相手に相談せずに行動して話をややこしくするのはヒロインの方が多いけど、今回はヒーローの役回り。それが結構楽しかった。2009/03/15