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内容説明
マーサは知人の紹介でルイス・マンスフィールドを訪ねた。ルイスは現在、妹の子供を預かっているのだが、仕事で半年間インド洋の小島に出張することになったため、同行できる養育係をさがしているという。マーサは、個人的な事情でその島に行く必要があった。だから自分を雇ってほしいと必死にルイスを説得した。魅力的な男性と一つ屋根の下に住むなんて危険かもしれないが、どうしてもあの島に行かなくてはならない。だが、ルイスはマーサの熱心さに疑問を抱き、理由を問いただした。こうなったら真実を話すしかない。マーサは重い口を開いた。
著者等紹介
ハート,ジェシカ[ハート,ジェシカ][Hart,Jessica]
ガーナ生まれだがイングランド、オクスフォードシャーの田舎育ち。土木技師として外国で働く父親に会うため、休暇ごとにアフリカ各地やニューギニアを訪れた。大学卒業後はウエイトレスから英語の教師まで、数多くの職業に就き、海外生活も経験した。現在はイングランド北部に暮らす
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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糸車
21
離婚問題を抱えるわがままな妹の赤ちゃんを預かったヒーローと島暮らしになるナニーの仕事に応募する子連れヒロイン(!)。どんなお話になるのかとハラハラしていたけど、意外にもさらっと読めてしまった。偶然同じ日に生まれたヒーローの姪っ子とヒロインの息子を"双子"と言いながら育てる島の生活は穏やかで良い感じ。ワーカホリックなヒーローが実は家庭的で、ファッション関係の雑誌社に勤めていたヒロインがあっさり仕事を諦めてお母さんとしての生活に馴染んでいくのも面白い。でもわざわざ再読はしないかなあ。ちょっと物足りない。2020/05/21