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内容説明
五年前、十九歳だったケイトは海で溺れかけた。すんでのところで彼女を救ったのは、ジャックという、ギリシア神話のアドニスのようにハンサムな男性だ。やさしく介抱してくれる彼に、ケイトはあっという間に恋をした。彼も同じように感じていると思ったのも束の間…。ジャックは―ジョナサン・サヴィジは、ケイトの姉のかつての恋人で、その姉を死に追いやった張本人だった。淡い恋心はあっけなく憎しみにすり替わってしまった。そして今、二度と会うことはないと思っていたジャックが、著名な外科医となって再び目の前に現れ、ケイトは動揺を覚えた。彼の瞳の中には、あの日と変わらぬ思いが見え隠れしている。なぜ、そんなふうに見るの?二人の道は決して交わらないのに。たとえ姉のことがなかったとしても、すべてはもう遅いのだ。
著者等紹介
デューク,エリザベス[デューク,エリザベス][Duke,Elizabeth]
オーストラリア南部アデレイドに生まれ育ち、結婚と同時にメルボルンに移った。司書としてさまざまな図書館で働いた経験を持つが、現在はフルタイムでロマンスを執筆している
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