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内容説明
ショーナの記憶にあるかぎり、二つの家族はずっと仲が悪かった。愛するダーク・マカリスターと結婚するために、やはり愛する父の祝福がほしい。婚約の知らせを聞いた父は烈火のごとく怒ったが、少なくとも、翌朝訪ねてくるダークに会うと約束はしてくれた。これですべてが解決するといいけれど…。だが、不安は予想もしなかったかたちで現実のものとなる。その日、ダークはいつまでたっても姿を現さなかった。電話に出た彼の家政婦のことばが、ショーナを打ちのめす。ダークが家を出た?スーツケースを持って?愛情は困惑に、そしてやり場のない悲しみと憤りに変わった。時が流れ、父の怒りも存在すらも過去のものとなったころ、ダークがショーナの人生に舞い戻ってきた。人知れぬ思いを胸に…。
著者等紹介
ライダー,アレックス[ライダー,アレックス][Ryder,Alex]
エディンバラで生まれ育つ。結婚後は三人の息子に恵まれる。書くことに興味を持ち始めたとき、野鳥について綴った短いエッセーが公立学校の作文コンクールで優秀賞に輝く。以後、ロマンス小説を書くようになる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
24
再読。改めてヒーロー目線で読むとなかなか辛い。彼は思いやりがあってとても立派な人。なによりもヒロインを愛していたのが伝わってくる。ヒロイン父の卑劣さ身勝手さにうんざり。犯罪級。そう思うとヒロインの純粋さにも疑問が。単に思い込みが過ぎるというよりも、周りで何が起こっているか知ろうともしないで目をつぶり耳を塞いで自分の世界に浸っていたとしか…。2017/03/03
糸車
18
将来を誓った恋人が父の策略で去って行ったという設定はよくあるんだけど、結果的に間違っていたとしても主な理由は娘の幸せを願い、良かれと思ってしたことだったような。ここまで徹底的に身勝手で残酷な父も珍しい。どんな人だったにしてもヒロインにとって大切な父だったし、その気持ちを尊重してくれる周りの人たちは思いやりがある。長年仕えた使用人は家族代わりでもあり、でも踏み越えるのが難しい一線もあるんだなあ。理不尽な要求をヒロインのために受け入れ、予想したよりずっと長く待つことになっても耐えたヒーローは立派!2015/08/11
ちはや
2
☆☆☆ 邦題ぴったり2002/07/31
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