- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > ノベルス
- > ハーレクインシリーズ
内容説明
次期国王のスタヴロス王子に花嫁探しを依頼され、ジェシカは震える胸をおさえ、自分に言い聞かせた―いくら彼がすてきでも、クライアントに惹かれてはだめ!彼女は理想のカップルを誕生させるこの仕事を誇りにしており、今回も良縁を探すために全力を尽くすつもりだ。だが、王子は愛など信じず、結婚を義務としか思っていないという。花嫁の条件は、家柄がよく、美しく、世継ぎを産めること。その望みにかなう候補者を次々に探しだすジェシカだったが、彼はことごとく気に入らないばかりか、彼女に熱い視線を向けてきた。まさか。わたしには、彼の望みを叶えることができないのだから…。
著者等紹介
イエーツ,メイシー[イエーツ,メイシー] [Yates,Maisey]
オレゴン州南部の自然の中で、執筆に励んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
2
いわゆるシークものとはちょっと違ったストーリーでした。長男がいたのに、次男が国を継承しなければならなくなるのは、大変なプレッシャーだろうし、結婚も仕事のうちと考えてしまうのも分からなくはなかった。出だしからヒーローは出来た人間だし、ヒロインも卑屈にならず、いらぬ自尊心を大げさに振りかざすこともなく、気持ち良く読めた。ただ、最近のシーク物に、父親である王が、妻に先立たれて意欲を失い、国が安定しないという内容が妙に多くて、一国の主が、何十年もそんな不甲斐ない行動を取るものかと疑問なんだけど。2015/01/08