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内容説明
父にむりやり結婚相手を決められそうになったジュリエットは、容姿の似た親友になりすまし、ひそかに遠く海外へ家出した。そこで、車椅子に乗った少女の話し相手の職を得る。いざ仕事先を訪れると、なんとそこはポルトガル貴族の邸宅で、彼女を迎えた美しいグレーの瞳の男性にひと目で惹きつけられた。その男性こそ、フェリペ・デ・カストロ公爵、少女の伯父だという。だが彼は憤怒の色を浮かべ、誰かが勝手に求人を出したと息巻いた。ジュリエットは傲慢な公爵に魅力を感じている自分が恐ろしかったが、少女の放った忠告がさらなる追い打ちをかけた。「前任者が首になったのは、ばかみたいに伯父に熱をあげたからよ」
著者等紹介
メイザー,アン[メイザー,アン] [Mather,Anne]
イングランド北部の町に生まれる。ハーレクイン・ロマンスに登場する前から作家として活躍していたが、このシリーズによって、一躍国際的な名声を得た(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
1
70年に出版されたということは、45年前ですかぁ(ーー;)いかにもその時代の親子ほど年の離れたストーリーですね。ヒーローの姪に憧れと愛を勘違いしているなんて、説くのだけど、実際には姪とヒロイン4歳しか違わないんだよねぇ。ヒーローも19歳下のヒロインに一目ぼれしときながら、こんなえげつない態度しか取れないとは、いい年して情けないと思ってしまう。傲慢でやり手なヒーローにしては、どのエピソードを取っても、リーダーシップがあるとは思えない。どちらかというと、使用人に振り回されてる感が大。2015/01/18
ひまわり
1
親に結婚相手を決められそうになったお嬢様の逃避行もの。70年に出版されたみたいだけど、他人のパスポート使ったら犯罪じゃないの?2013/10/31