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内容説明
ペタはロンドンでの仕事を辞めて故郷の町へと戻ってきた。町いちばんのホテルで働き始めて3カ月になるころ、突然ホテルが買収され、リー・メリルが改革のために乗りこんできた。彼は新しい支配人に就任すると、自分の秘書を務めるようペタに命じ、次々と大胆なプランを断行していく―まるで独裁者のように。ペタは反感を覚えたが、ひたすら耐え忍ぶしかなかった。そんなある日、ペタは知人の大きな屋敷で開かれたパーティに、リーと一緒に出かけたあと、ついに激しい口論を交わしてしまう。その直後、不意に彼から怒りをこめた乱暴なキスを浴びせられ、ペタは茫然とした頭で考えた。もう彼のもとでは仕事などできない…。
著者等紹介
ソープ,ケイ[ソープ,ケイ] [Thorpe,Kay]
1935年にイングランド中部のシェフィールドで生まれる。学校を卒業後、さまざまな職業を経験したのち、初めて完成させた作品が認められて1968年にデビュー、ミルズ&ブーン社のロマンス黎明期を支えた。これまでに著作は70作以上を数え、今も根強いファンを持つ代表作家の一人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
26
読み友さんの感想を読んで。1976年出版のHQです。いやはや、キャリアを積んでいくということがこんな風に描かれていた時代なのかしら。イギリスの70年代を切り取った作品として興味深かったです。甘さはなし、あはは。2024/03/26
糸車
17
実は再読。ホテル勤務のヒロインとホテルを買収してテコ入れをする為に派遣されたヒーローが出会った途端バチバチ火花を飛ばす。初めて読んだときもっと激しいやり取りがあったイメージなんだけど、落ち着いて読むとヒロインは感情を抑えて業務をこなす立派な仕事ぶり。ムキになって言い返すのはヒーローに対してだけなのね。ヒーローも彼女が自分の重荷を取り去ってくれる有能な秘書と認めているのに、イライラ。男女間の複雑な感情が絡むと出来るビジネスマンも冷静になれないってこと?過去を乗り越えて新たなスタートラインへ辿り着く二人、ね。2023/12/21
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