ハーレクイン・ロマンス<br> ひとときの愛人

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ハーレクイン・ロマンス
ひとときの愛人

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  • サイズ 新書判/ページ数 156p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784596126948
  • NDC分類 933
  • Cコード C0297

内容説明

両親に続いて兄も亡くしたルーシーは、今や天涯孤独の身だが、その両親の遺した会社が売却されそうだと知って驚いた。しかも、それを企んでいるのは筆頭株主のロレンツォ・ツァネッリ。ロレンツォの弟とルーシーの兄はかつて親友同士だったが、登山中の事故で兄だけが助かり、彼は今でも私を恨んでいるのだ。でも、両親の唯一の形見を守るには、ロレンツォに懇願するしかない。だが恥を忍んで出向いたルーシーを一笑に付し、怒りをあらわにしながらもロレンツォは激しい激しいキスをした。いったいどういうこと?ルーシーは想像もしなかった―彼のこのうえなく甘美で残酷な復讐が始まろうとしていることを。セクシーなストーリー展開が得意な著者が、魅力的で傲慢なラテンヒーローとの危うい恋を描いた新作。

著者等紹介

バード,ジャクリーン[バード,ジャクリーン][Baird,Jacqueline]
ロマンス小説作家。アルバイトをしながらヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアを回った。18歳で出会った夫と2人の息子とともに、今も生まれ故郷のイングランド北東部に暮らす。ロマンティックタイムズ誌の受賞歴をもち、ベストセラーリストにもたびたび登場する人気作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

akiyuki_1717

2
ヒーローはヒロインの兄が弟を見殺しにしたと、復讐心に駆られていましたが、ヒロインの兄の死にはヒーローの発言も絡んでるから、身勝手としか思えない。その上、一度は手を貸すようにほのめかして、手のひらを返したくせに、ヒロインが自力で倒産を乗り越えようとすると、金を使って裏から手を回して妨害し、脅迫まがいに愛人にさせるという、最悪ぶりです。ヒロインも簡単にヒーローに身を任せてしまったところも、ちょっと信じ難かった。最後はあっけないというか、めちゃくちゃ駆け足で、ロマンスなのは最後の5~6ページのみで、ポルノ小説並2015/06/08

くろうさぎ

0
ここまで自分勝手な傲慢さを発揮したヒーローは久々だった。弟を殺したと責めてるけど、ある意味ヒロイン兄を死に一押ししてると思うし、ヒロインってばそんなにすぐ許したりしないで、拒否して欲しかったわ!!自分がしてきた事を母に全部告白するとか、何かもっと反省が必要だったわ~~~!ヒロインいい人過ぎます。2012/11/21

MOMO

0
ロレンツォ君ったら、見事なまでに傲慢モード満開!まぁ、ここまで俺様傲慢で思い込みが激しく、自惚れが強い兄さんも久しぶりだわ!おまけに、どう考えてもルーシーちゃんへの独占よくバリバリなのに、その理由に思い至らないあたりのお間抜けさも、傲慢男の本領はっきってぇとこよねぇ?まぁ、そんなこんなも、愛を自覚した途端に苦悩に陥るための大いなる序曲ということで、それなりに楽しんでよんでおりました。伯爵夫人のとこでやり込められたエピソードは、すっきりしたわ!2012/03/24

こでまり

0
モニターに当選して一足お先に読了。登山中の事故で弟を亡くしたヒーローと、弟と一緒に登山し、一人助かった兄(数年後に病死)を持つヒロインの話です。ヒーローは弟を見殺しにされたと思っていて、復讐のために一族の企業を買収、ヒロインに愛人関係を持ちかけるというハーレクイン特有の傲慢展開です。傲慢ヒーロー話はたくさん読んだつもりですが、ここまで傲慢全開&身勝手暴走は初めてでした。ヒロインは善意の塊のようで、ヒーローを最大限好意的にとらえます。誤解は解けて大団円が待っていますが、最後詰め込みすぎで正直微妙でした。2012/01/01

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