- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > ノベルス
- > ハーレクインシリーズ
内容説明
ダーシーは母が家出したという連絡を受け、ヨークシャーの実家でクリスマス休暇を過ごすことになった。家事の切り盛りをするあいまに外で息抜きをしていたとき、突然、見知らぬ男性が近くの木から落ちてきた。けがをした彼に駆け寄ったダーシーは、思わず頬を赤らめる。こんなに男の人に近づくなんて…しかも、これほどセクシーな人に。だが、彼からはどうやら少年だと思われているようだ。屈辱感と切なさをおぼえながらも、ダーシーは自宅での手当てを申し出た。厚手の服を脱いで結い髪をほどいた彼女の姿を見た瞬間、自分の間違いに気づいた彼の静かな瞳に、熱い炎がともった。
著者等紹介
ローレンス,キム[ローレンス,キム][Lawrence,Kim]
イギリスの作家。ウェールズ北西部のアングルジー島の農場に住む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
1
ヒロインの人物設定があやふやで、同じ人間とは思えなかった。母親思いの優しいヒロインかと思えば、ヒーローとの出会いではお節介なほど怪我の手当てをしたり、病院に連れて行くのに、帰りには置き去りにしようと考えたり、妙にプライバシーにはずかずか踏み込もうとするし。口を開くと喧嘩するのに、出会ったその晩にベッドインとは…その上、ヒーローが一方的に口説いたかのごとくくどくど文句を言い、勝手に盛り上がっておいて、亡き妻を思って、傷ついているヒーローに、愛を返さないと責め立てるのは、大人気無すぎて、ちょっと引いた。2015/06/30
MOMO
0
きっと、ダーシーちゃんは少々おせっかいではあるものの、おおらかで、朗らかな、家族思いの良い子なんでしょうねぇ…おそらくは…えぇ、えぇ、ひねくれた私だけでしょうさ。彼女ががさつで先入観バリバリの、プライドばっかり高い独りよがり女だと思うのは…でもさぁ、ダーシーちゃんときたら怪我人乗っけてるくせに急ブレーキ踏むわ、痛みを我慢している相手にプライバシーにズカズカ踏み込む質問をするわ、あげく、夜中の三時に男性が一人で寝てる家に無断で入っていくんだもの…2012/02/22
ひまわり
0
バカップルの痴話ゲンカ? いやバカップルではないけど、あったその日に関係してる2人なのに諍いばかりで疲れた。ヒロイン妹登場でひっかきまわすかと思ったけど肩すかしだったし。2012/01/05