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内容説明
バルフォア家の不名誉なスキャンダルが世間をにぎわせ、その発覚の原因を作ったベラは、父から“罰”を与えられた。アラビア砂漠の瞑想キャンプで自分自身を見つめ直せ、と。華やかな生活を送ってきたベラにとって、見渡す限り砂の世界で文明と離れた生活を送るのは耐えがたかった。ある日、彼女はキャンプ近くにある厩舎にふと目を留める。美しいアラブ種の牝馬。ベラは無断で拝借し、町を目指した。だが方角を誤ったうえ、暑さのあまり脱水症状で落馬してしまう。彼女を救ったのは、この国のシーク、ザフィーク・アル‐ラフィド。危険な状態のベラを、ひとり過ごす予定のオアシスへと運び…。作家競作8部作第7話。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くろうさぎ
0
バルフォア家の双子の妹。ベラ。始終ゴシップのねたになり、スキャンダルにまみれていたヒロイン。姉とともにスキャンダルを起こし、砂漠の瞑想キャンプに送られてしまった。バルフォア家って本当は不幸なんじゃ??珍しく父の言葉がないし、現れないわね・・・。2012/10/10
Mari
0
★★★2012/03/15
MOMO
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パーティクイーンでネット中毒のベラちゃん。なんとしても文明社会へ戻るために、女としての手練手管を使ってザフィーク君を懐柔しようとします。で、思うような効果がないと判ったら、今度は怒らせて街に追い払わせようと画策してくれる、はっきり言って<やな女!>です。一方、一人っきりの時間を大いに邪魔されることになったザフィーク君は、責任と義務にがんじがらめの上に、融通が利かない頑固者。正反対の二人ですが、なぜか互いに強く惹かれあい・・ってな感じのこの話を楽しめるかどうかは、単にベラちゃんが好きになれるかで決まるかと2012/01/01