ハーレクイン・ロマンス 愛と憎しみのあいだ―サバティーニ家の恋物語〈１〉

ミルバーン，メラニー【著】〈Ｍｉｌｂｕｒｎｅ，Ｍｅｌａｎｉｅ〉/片山 真紀【訳】

ハーパーコリンズ・ジャパン（2011/09発売）

• サイズ 新書判／ページ数 156p／高さ 18cm
• 商品コード 9784596126528
• NDC分類 933
• Cコード C0297

内容説明

バレリーナの夢をあきらめ、ダンススタジオで教えるブロンテ。夢を断念したのは、２年前、恋人ルカに一方的に別れを告げられ、そのうえ妊娠していることに気づいたからだった。ルカはイタリアの名門サバティーニ家の次男だ。身分違いの恋と承知していたが、あふれる思いはとめられず、すべてを捧げた矢先、彼はブロンテの前からいきなり姿を消したのだ。その彼が突然スタジオに現れ、強引にブロンテを食事に誘った。いまさらなに？訝る彼女に、ルカはスタジオを買収したと告げる。「僕の誘いに応じるか、仕事を失うかだ」ブロンテは唖然とした。もちろん、彼に捨てられた驚くべき理由など知るよしもなく。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[麻琴]

コミック版を以前雑誌で読んでいたのであらすじは把握したうえで読んだ。覚悟はしてたけどヒーローにかなりイライラ。自分の非を棚にあげてヒロインを一方的に責めるのでほんとムカつく。情状酌量の余地はあるとはいえあのヒーローを許せるヒロインはおかしい。ヒーローに捨てられた後、さっさと別の男作っておけばよかったのにと思ってしまった。ヒーロー母もほんとムカつく。☆2

2015/04/26

[みータン]

読みやすくてドラマティックでストレートに切り込んでくるお話です。けどなんかね、どうしてそこまで強気で傲慢でいられるのか、ヒーローの首絞めてやりたいよ。すべてがヒーローの自業自得としか思えないのに、とにかくヒロインだけを責める一方なお話です。結婚へと至る過程なんてさらにモヤモヤくる～（怒）これ、許容不可だよ。。。★２

2012/05/14

[MOMO]

別れを決意したルカ君の心情は、わからいではないが、いかんせん、再会後の態度が悪すぎ！！普通はまず、謝罪でしょ？謝罪！あんたがしなきゃなんないのは！なのに何？あの態度！挙句に子供のことがわかった後の言動ときたら！！そもそも、子供ができたことを知らせようにも、連絡拒否ったのはあんたでしょ！なのに、ブロンテちゃんを責めるなんて・・・どういう神経してんのよぉ！あぁ？そんなことを考える部分まで、手術でとっちまったのか？

2011/12/10

[みろん]

恋人に捨てられた後妊娠に気づいて出産したシングルマザーと、2年前に彼女を捨て去った元恋人との再会ロマンス。　メラニー・ミルバーンの復讐ものはやっぱりヒーローが容赦ないわね…。　徹底してるから読みがいはあるんだけど、かなり腹が立つ展開だわ…。

2011/11/05

[砂月周]

自分から一方的に別れを告げて、ヒロインからの連絡は一切受け付けない。再会直後に賃貸料をたてに関係を強要、今まで読んできたヒーローの中でも最低に位置するくらい酷いヒーローでした。極めつけはヒロインの子供が自分の子供と知った時、自分の事棚に上げてよく文句言えるよな……と呆れ果てました。

2011/10/14