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内容説明
旅行代理店に勤めるケリーは、入ってきた男性を見て驚愕した。ギリシアの不動産王、テオ・ディアコス。十四カ月前、わたしを紙くずのように捨てた男が、今さら何をしにロンドンまで来たの？おののくケリーに、テオは言った。「どうしてもきみの手を借りたくて、連れ戻しに来たのさ」厚かましく身勝手な彼に憤りつつも、ケリーは安堵した。どうやら秘密がばれたわけではないらしい。翌日、脅しまがいの彼の要求に屈し、彼女はアテネに発った。テオとの間にできた我が子、ルーカスを身内に託して。
著者等紹介
リバース，ナタリー［リバース，ナタリー］［Ｒｉｖｅｒｓ，Ｎａｔａｌｉｅ］
英国サセックスの田園地方で育つ。シェフィールド大学卒業。医療検査機関の研究所の職員、小学校教師を経て、ロマンス作家に（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mum0031
2
旅行代理店勤務ケリーと、実業家のテオ。 14カ月間前に、別れたテオが勤務先に現れ、連れ戻される。 秘かに産んだ息子の存在を隠し、テオとの連絡を絶っていた為、 息子を奪われると思い込む。 2018/10/17
akiyuki_1717
1
ヒーローの暴君ぶりもなかなかだけど、ヒロインの善意の使者みたいないい小ぶりっ子が鼻について、感情移入できなかった。若気の至りとは言え、ヒーローに言われるままに仕事も辞めて愛人生活をしていながら、愛されていると思っていたって…そして無下に捨てられたのに、王道さながらヒーローの魅力に上がらえずムラムラって、シングルマザーとしてやってくと決めたならそんな気になるのも不思議だし、そうなるってことは、内心はヒーローに頼ってもいいと思ってる証拠だと思うんだけど。それだとお話が続かないと言われればそれまでですがねぇ～2016/02/26
たまきら
1
ふとしたことで恋人の家族の問題に干渉し、そのせいで別れを告げられてしまった女性。１年以上もたってその男性がもう一度現れて…というようなお話です。家庭環境がどのぐらい人間を作るのかが上手に書かれていてなるほど～と。女性の行動にはなかなか説得力があります。男子はね、もうばか！2015/03/03
くろうさぎ
1
この作家はあんまり好きじゃないのかも････？ヒロインが早とちり？？でも、そんな話を聞いたら、驚愕だよね？ヒーローは家族のためとは言え、やり方が良くないし、自分本位だと思うわ。ドラコンとヒロインには、もっと深い関係が明らかになるのかと思ってた･･･。2011/10/14
Mari
0
★★☆2011/12/22
