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内容説明
フェイは意を決してダンテのもとに向かっていった。父の代から続く老舗レストランの経営が危機に陥り、大富豪のダンテに出資を頼むしか道がなくなったのだ。六年前、フェイは彼にデザインの才を見出され、会社に引き抜かれた。まだ十八歳だったフェイは、彼に惹かれる気持ちを抑えていたものの、ある夜、とうとうバージンを捧げてしまう―数日後、簡単に捨てられるとは想像さえもせずに。やっとその傷が癒えたのに、今さらこの憎い男に頼るしかないなんて。皮肉な笑みを浮かべてフェイを迎えたダンテは、出資する条件として信じられない言葉を口にした。一カ月間彼のもとで働き、六年前の関係を再開すること、と。
著者等紹介
フィリップス,サブリナ[フィリップス,サブリナ][Philips,Sabrina]
ロマンス作家。大学卒業後、余暇を使って小説を書いていた。イギリスのギルドフォードで生まれ育つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
2
これは久々のブーブーブーでした。ヒーローがヒロインに復讐を考えるんだけど、事の発端はヒーローの勘違いだった上に、何ら被害を被ってもいないので、ヒロインに突然逃げられたことを六年も根に持つ器の小さい男です。ヒロインもずっと大人になったと豪語してるんだけど、全く変わっておらず、同じことを繰り返した挙句、妊娠してことをややこしくする…まるでティーンエイジャーの情熱だけで突っ走る恋愛のようでした。しょっぱなから斜め読みで終わりました。2015/11/12
くろうさぎ
1
う~~~ん。ヒーローがどうにも見苦しく感じる。いい年した実業家のヒーローってば、18歳のヒロインのヴァージンを奪っておきながら、勝手な妄想によりヒロインを捨てたのに、全てをヒロインのせいにして、どうにも大人気なさすぎる。最後には、もちろん反省して謝ってるけど、どうにも何か足りない。もっとはいつくばって謝って欲しいなぁ・・・・。2011/10/15
たまきら
0
デザインの才能がある18歳の女の子に恋して、手を出してしまったのに、延々と相手を「尻軽」と責める困ったお金持ちがヒロインの相手。結局は彼女の優しさにどっぷり甘えて終わる感アリ。大人になれよ兄ちゃん…と思ってしまいましたが、こういう男性がかわいい人もいるよね。2014/06/20
Mari
0
★★☆2011/11/22
MOMO
0
ほんと、笑っちゃうぐらいわけわかんないヒーローだったわ。なんせダンテ君ときたら自分でフェイちゃんのことを追い払っときながら、振られた男の逆恨みのようなたわごとをウダウダ言う、独占欲バリバリのひねくれ男なんだもの・・・。おまけにフェイちゃんと一緒にいようと画策するくせに、彼女を侮辱する機会を絶対逃そうとしないし・・・まぁ、かぁちゃんのことで女性を信用しきれないうえに、罪悪感の転換措置でフェイちゃんを悪く思おうとしたのはわからいではないけどさ・・・でも、それならもうちょっと心のうちを吐露して欲しかったわ・・・2011/01/18
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