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内容説明
リヴはかつて夫に裏切られ、今は看護師としてなんとか自立している。豊満でゴージャスな体は友人からも賞賛を浴びるほどだけれど、それを包むのは垢抜けない安物の洋服ばかりだ。ある日、蘇生室に入ってきた新任の医師を見てリヴは息をのんだ。ステファノ・ルカレッリ―優秀な外科医で、イタリアの富豪の息子。スポーツカーに乗り、美人女優とも浮き名を流すセクシーな男性だ。少し見とれたリヴは我に返り、神経を集中して患者の処置を終えたが、次回から専属でステファノを介添えしてもらいたいと言われて驚く。いったい彼はどういうつもりなのかしら。みすぼらしい外見の女性を珍しがって、からかっているの?そう思いながらも、リヴの胸には期待が渦巻いたが…。
著者等紹介
モーガン,サラ[モーガン,サラ][Morgan,Sarah]
イギリスのウィルトシャー州生まれ。看護師としての訓練を受けたのち、医療関連のさまざまな仕事に携わり、その経験をもとにしてロマンス小説を書き始めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
3
最近読んだハーレクインは、ギスギス、ネチネチ、ガミガミが多くて、少々ウンザリしてきたので、ズッシリウェットなロマンスが読みたくて、再読です。過去の女性にトラウマを感じて優しさを失うヒーローよりも、優しさと、包容力を忘れないヒーローが私の好みなのです!!どうして喧嘩ばかりしている物語が大半になってきてるのか、理解できない私は、時代遅れなのでしょうか???2015/06/12
akiyuki_1717
2
三ヶ月で再読…もう何度読んだことだろう。手放そうと思いながら、やっぱりもうちょっと置いておこうと棚に戻してしまいます(*´∀`*)心優しいヒロインに自惚れても仕方のないヒーローの組み合わせで、私にはロマンスの王道なのです。意地の悪い人も出てくることなく、互いに人を思いやれる登場人物だけで描かれている作品はハーレクインでは特に少ないので、さっと読めて、ほんわかした気持ちにさせてくれるこの作品は、大好きです。2015/09/20
びわ
2
ヒーローがいい!こんなに優しくて包容力ある男なんているのかしら。ヒロインはネガティブだったけど、まあ、バツイチ子持ちでおしゃれなわけでもないのに、何故に私?っておもっちゃうよね。いいお話だった2012/12/31
MOMO
2
リヴちゃんの自信の無さ加減は、ちょっとうっとおしいと思うほどではあったけど、徐々に彼女の殻を打ち砕き、リヴちゃんに受け入れるための時間を作ってくれ、安心させていくステファノ君の根気よさというか、気の長さというか・・・には、思わず感心してしまったわ・・傷ついた心を持つ女性を待つ余裕のある男性に拍手!ほんと、現実世界のこれほど根気のある男性は、どれほどいるか・・・えぇ、そんなのはめったにいないってぇことはとっくに判っていますとも・・・だからこそ、ロマンスものを読んで、現実逃避をしてるんじゃない・・・2010/01/24
akiyuki_1717
1
一年ぶりの再読です。ドクターの情熱を読んだらメロメロ度が不足していたため、補給のために手に取りました。やっぱりいいです。私のトップ5です。ヒロインは自信不足だけれど貧困に近いシングルマザーを何年もしていれば仕方のないことだし、それ以上にプライドを持って、上下関係もわきまえる常識のあるヒロインと、持てることを十分理解していながらも鼻持ちならない態度を取ることはないヒーロー。こんなヒーローに優しくされたらそりゃたまりませーん( ゚ー゚)( 。_。)2016/10/30