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内容説明
トップモデルとしてソレルが何年もかけて稼いだ数百万ドルを、父は彼女の知らない間にギャンブルで使い果たしていた。しかも、その後病気で倒れた父が世を去るまでの間、ソレルは看護に明け暮れる。すべてを失った今は、ニュージーランドに帰るしかない。あそこなら、名づけ親の女性が遺してくれた屋敷があるもの。決心して懐かしい土地に戻った日は、初夏の嵐が吹き荒れていた。屋敷に通じる小さな橋を車で渡ろうとした瞬間、濁流が橋の上にあふれているのを見て、ソレルは急ブレーキをかけた。立ち往生する彼女の前に現れたのは、十八歳のときに恋に落ち、十年間忘れられなかった隣人のルーク。だが、再会したルークの態度には、温かさはみじんもなかった。
著者等紹介
ドナルド,ロビン[ドナルド,ロビン][Donald,Robyn]
ニュージーランド北部の牧場主の家に、一男五女の長女として生まれた。十五歳で師範学校に学び、十九歳で結婚、同時に小学校の教師となる。子育てを終えて一時休んでいた教職に戻り、かたわら執筆を始めた
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