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出版社内容情報
亡父が遺してくれたのは、
義理の兄を愛するという、運命。
幼い頃に母を亡くし、里親のもとを転々としてきたシェリーは、
24歳のある日、思いがけない事実を知ることとなった。
死んだと聞かされていた父親が、実は最近まで生きており、
ずっと彼女を捜していたというのだ。いてもたってもいられず、
シェリーは生前の父が暮らしていたポルトガルへ向かった。
荘厳な館で彼女を迎えたのは、父の後妻の息子で伯爵のジェーム。
見上げるほど背が高く、灰色の瞳が美しい。この人が私の義兄?
だが彼はシェリーを見ると、冷酷な笑みを浮かべて言った――
遺産目当てで現れた人間を歓迎する気はない、と。
ハーレクイン・マスターピース《特選ペニー・ジョーダン》。漆黒の髪の伯爵と薄幸ヒロインの義兄妹ロマンスです。次第に惹かれ合う二人ですが、ポルトガルの古い慣習やジェームの元恋人、そしてシェリーに植え付けられた深い男性不信が恋路を阻み……。
内容説明
幼い頃に母を亡くし、里親のもとを転々としてきたシェリーは、24歳のある日、思いがけない事実を知ることとなった。死んだと聞かされていた父親が、実は最近まで生きており、ずっと彼女を捜していたというのだ。いてもたってもいられず、シェリーは生前の父が暮らしていたポルトガルへ向かった。荘厳な館で彼女を迎えたのは、父の後妻の息子で伯爵のジェーム。見上げるほど背が高く、灰色の瞳が美しい。この人が私の義兄?だが彼はシェリーを見ると、冷酷な笑みを浮かべて言った―遺産目当てで現れた人間を歓迎する気はない、と。
著者等紹介
ジョーダン,ペニー[ジョーダン,ペニー] [Jordan,Penny]
1946年にイギリスのランカシャーに生まれ、10代で引っ越したチェシャーに生涯暮らした。学校を卒業して銀行に勤めていた頃に夫からタイプライターを贈られ、執筆をスタート。以前から大ファンだったハーレクインに原稿を送ったところ、1作目にして編集者の目に留まり、デビューが決まったという天性の作家だった。2011年12月、がんのため65歳の若さで生涯を閉じる。晩年は病にあっても果敢に執筆を続け、同年10月に書き上げた『純愛の城』が遺作となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。