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出版社内容情報
いったいどちらが幻なの……?
私の愛しい人と、私が憎む悪魔と。
18世紀ベネチア。街じゅうが祭り気分に浮かれるこの地に、
母を捨てた父を捜しにやってきた17歳のキアラ。
手持ちの金が乏しくなり、やむなく得意の占いで小銭を稼いでいると、
怪しげな男たちにつかまって賭博の館へと連れ去られてしまった。
そこで奴隷として扱われ、占いのみならず夜伽まで強いられそうになり、
キアラは絶体絶命の窮地に陥った。彼女が館から逃げようとしたとき、
一人のベネチア貴族が目に留まった――彼は、妹を手籠めにした悪魔!
しかし、抗いがたい魅力で人を虜にするその美男ルカは光にあふれ、
なぜかその背後に見える黒い幻に邪悪なオーラが取り巻いて見える。
ルカが言った。「ぼくがその娘を買おう。美しい女の奴隷を」
水の都ベネチアを舞台に描かれた、敵か味方かもわからぬ謎の貴族に買われた不遇のヒロインの物語をお届けします。妹を傷つけた悪魔に瓜二つのヒーローを警戒しながらも、しだいに彼に心を奪われていき……。堕天使ルシフェルを思わせる彼の正体やいかに!?
内容説明
18世紀ベネチア。街じゅうが祭り気分に浮かれるこの地に、母を捨てた父を捜しにやってきた17歳のキアラ。手持ちの金が乏しくなり、やむなく得意の占いで小銭を稼いでいると、怪しげな男たちにつかまって賭博の館へと連れ去られてしまった。そこで奴隷として扱われ、占いのみならず夜伽まで強いられそうになり、キアラは絶体絶命の窮地に陥った。彼女が館から逃げようとしたとき、一人のベネチア貴族が目に留まった―彼は、妹を手籠めにした悪魔!しかし、抗いがたい魅力で人を虜にするその美男ルカは光にあふれ、なぜかその背後に見える黒い幻に邪悪なオーラが取り巻いて見える。ルカが言った。「ぼくがその娘を買おう。美しい女の奴隷を」
著者等紹介
ボウモント,ニーナ[ボウモント,ニーナ] [Beaumont,Nina]
オーストリアのザルツブルク生まれ。貴族のストロガノフ家を含むロシアの系譜を継ぎ、エカチェリーナ2世の最後の恋人という説もあるズボフ伯爵のほか、幾人かの歴史的人物たちも家系図に名を連ねる。アメリカのマサチューセッツで育ち、子供の頃に25ページから成る『風と共に去りぬ』の続編を書いたことも。翻訳家や編集者として長年働き、数カ国語に堪能なことが、歴史に関して深く掘り下げたリサーチを可能にし、作品作りに大いに役立っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。