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内容説明
豪華な絨毯を踏みしめた瞬間、ブリアナは吐き気に襲われた。周囲の誰からも秘密を見透かされているようで、全身の神経がきりきりと痛む。ブリアナは大きく深呼吸し、そっとお腹に手を当てた。いとこの代わりに舞踏会に来るなんて、間違っていた。突然、目の前に漆黒のタキシードに身を包んだ男が現れ、緊張したブリアナはバッグを落としてしまった。「ジョセフ・カスティーリョといいます」男はブリアナの手をとり、唇を押し当てると、熱い視線を注いだ。華やかに着飾った女性たちが遠まきに二人を見つめている。まるでブリアナの知らない暗黙のとりきめがあり、むやみに彼に近づくことはとんでもない無礼とされているようだった。
著者等紹介
ネフ,ミンディ[ネフ,ミンディ][Neff,Mindy]
ルイジアナ州出身。ロマンティックな男性と結婚してカリフォルニア州南部に住み、五人の子供を育ててきた。家族と友人、執筆と読書に情熱を注いている。書いていないときは、熱い太陽の下、川べりで足を水にひたしながらすばらしい本を読むことを理想としている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
2
2001年の新人作家だったらしい。久々の終始ヒーローがメロメロのロマンスに満足した。ここまでメロメロ、熱々を続く作品は久々だった。ただ、ロインがいじらしい部分もあるけれど、全く身に覚えがないのに、妊娠判定が出たときに、再検査をしようと思わなかったのが、若干疑問だけどね。最後にいろんな意味でどんでん返しがあるんだけど、駆け足過ぎたので、もうちょっと丁寧に書かれているともうちょっと盛り上がったと思うと、残念。2018/05/16
ちはや
0
2001.9.25 ★★★☆ 少し泣