- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > ノベルス
- > ハーレクインシリーズ
内容説明
あの男が来てしまった。クリオは、バラカット首長国のプリンス・ジャラルが、彼女のカナダの家に滞在することに、ずっと異議を唱えていた。彼はかつて盗賊だった男で、クリオの姉を誘拐したこともあるのだ。ジャラルの叔父にあたるプリンス・ラフィの妃となった姉ザーラは、すでに彼の罪を許していたけれど、クリオはどうしても許せなかった。自分の利益のために、姉の生命を危険にさらすなんて…。だが、ジャラルとともに過ごすうちに、どこか陰のある彼にいつのまにか惹かれるようになる。憎まなければならない相手を好きになって、クリオは苦しんだが、ある日、ついにジャラルと愛を交わす寸前までいってしまう。そのとき、情熱にかすむクリオの頭に飛び込んできたのは、うわごとのようにザーラの名をつぶやくジャラルの声だった…。
著者等紹介
セラーズ,アレキサンドラ[Sellers,Alexandra]
カナダに生まれ育ち、演劇を学ぶためにロンドンに入学。現在、夫ニックとともにハムステッド・ヒースの近くに住む。ある日窓から入ってきて居座りを宣言した美しい雄のとら猫が同居中。中央アジアと中東の人々、言葉、宗教、歴史を愛し、ヘブライ語とペルシア語を学び、現在はアラビア語に取り組む。25冊の小説と1冊の猫語の教科書を執筆
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くろうさぎ
5
シークの選択ってそういうことだったのかぁ~~!納得。2015/02/24
麻琴
2
再読。砂漠の王子たちシリーズのスピンオフ。前作のヒロイン・ザーラを誘拐した元盗賊で、その後王家の血縁とわかりプリンスと呼ばれるようになったヒーローと、ザーラの妹であるヒロインの話。姉を誘拐した犯人なのでヒロインがヒーローに最初複雑な感情を抱いてるのは当たり前。そんな中で苦しみながらヒーローに惹かれていくヒロインに好感。ヒーローも傲慢さとかはなく真っ直ぐな性格で頼れて素敵。最初からヒロインに好意を持ってるのも伝わるし。最後の「選択」とエピローグ的部分がまたいい。☆4 2015/10/08
あゆち
0
砂漠の王子たちシリーズ。以前、姉を誘拐した盗賊のジャラルは実はバラカットのプリンスだった。そのジャラルが夏の間、クリオの家に滞在することに・・・な話。バラカット3王子の甥っ子、ジャラルの話。ジャラルが何故存在を否定されていたのかということが解明されて、最後は気持ちのいい程スッキリとしたいい決断でした。2014/04/17
満月-ya
0
(処分済)2001/09/30
-
- 和書
- 租税法判例六法