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内容説明
ある夜、カレンは胸苦しさに襲われて目を覚ました。そして姉カースティーの死を感じ取った。一卵性双生児の二人は理屈では説明できない特別な一体感を持っていた。カースティーはテレビのリポーターとして、ハル・チザムとともに中東の国にいるはずだ。彼の父、新聞王オーエン・チザムにきけば何かわかるかもしれない。だが真夜中ではそれも果たせず、カレンは朝までデービッドを胸に抱いて喪失感に耐えた。デービッドは、カースティーとハルの息子だった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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ミラー・ツインあるいはミラー・イメージ・ツインという存在をこの本ではじめて知り、双子の神秘に敬意を抱くようになった。自分を鏡像だと自覚しつつも愛し、死んでいった姉を思うと辛い。最期に正しいことをしなければならないという使命感が彼女を救ったんだと思います。2014/10/28
akiyuki_1717
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両極端ながら、心の奥底でテレパシーを交わし合う双子?それでも男性の好みは同じなんだね。抵抗を試みながらも心優しいヒロインは甥であり、息子の父や祖父を無下に避けられないところが微笑ましかった。ヒーローも早い段階でいい人になってくれてよかった。2013/05/03
てん・ゆう
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ヒロインの控えめさとヒーローの強引さのバランスがちょうど良い感じで好み。2010/12/25