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内容説明
二人を隔てる秘密の数々。もどかしい距離が縮まるのはいつ?七歳で両親を亡くしたエミリーは、クレイ家に引きとられた。ソーヤ、マシュー、ジェファーソン、ダニエル、トリスタン。エミリーは荒っぽい兄弟たちとともに育ち、少々おてんばだが恋に一途な女性に成長した。現在はサンディエゴでトリスタンと同居し、公認会計士として活躍している。彼女の弱みはただ一つ、ジェファーソンへのかなわぬ思い。兄と妹同然に育ったせいか、大人になってからはかえってジェファーソンに避けられてばかりいた。ある日、彼はエミリーの前に久しぶりに姿を現した。顔も体も傷だらけで杖までついている。「会えてうれしいよ」とのつぶやきに彼女は目頭が熱くなった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
21
牧場に引き取られクレイ家五兄弟と育ったエミリーは三男ジェファーソンに恋をする。彼女を実の娘のように可愛がる父の怒りに触れ、家を出て危険な任務につきボロボロに傷ついたジェファーソンが帰って来た。体に爆弾を抱え、親友を死なせた罪の意識に苛まれ、父に拒まれ、愛する人を抱きしめることもできない彼が不憫。エミリーの親友の五男トリスタンも二人を見守りながらもうちに秘めた想いがありそうで切ない。自分の出産で母が命を落としたと言う辛い事実も。愛されていないと思いながら一途にジェファーソンを思うエミリーの強さが良い。2021/11/30
romaco
1
★★★ 読み進めるのに苦労したけど読み終わるとそれなりだった ただ、タイトルがシリアスな内容とあってない2011/02/24
ちはや
0
2000.12.1 ★★★★★ 泣