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内容説明
「おまえの娘が出した広告に応募があったぞ。おめでとう、王子様!」マットは、新聞社の社長をしている祖父の言葉に愕然とした。ある日、新聞に掲載された“王子様”と名乗る男の、妻を募集する匿名広告のことを言っているのだ。そして、応募したのが、パパをほしがるローラの息子だと聞いて、マットはさらに驚いた。建設会社の社長のマットと、彼に家の増築を依頼しているローラは三年前からの知り合いだが、ことあるごとにぶつかっていた。つい最近も、町で話題の広告をばかにするマットの発言で、ふたりは言い争ったばかりだ。まさか自分たちのことだとは思わずに。ぼくが王子様?広告で妻を探す男なんて、ばかにしていたのに!ローラも、息子の応募にただ驚くばかりだった。なぜ、わたしが王子様を探す“シンデレラ”?夫なんていらないのに。それも、よりによって相手はあのマット…。とんでもない。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
1
ヒロインが無理。というか犬猿の中の相手にわざわざリフォームを頼んで、クレーマーになる理由が解らない。ヒーローの従業員が全員ヒロインの家の仕事をしたがらないって、最悪最低の設主なわけで、こんな人を良くも三年も密かに想い続けてると呆れてしまう。口を開けば嫌味か我が儘、息子が素直に育ってる理由も解らない…新聞にヒーローの娘が妻を求人した記事を乗せた時は、依頼主は分からず、街中で噂になったのに、相手を選んだ途端に今度は街中の人に知れ渡るっていうのも意味不明。最後には二人の結末を掛けにしてたって、こんな街も無理。2017/01/03
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