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内容説明
別居中の夫ルークから、今夜会いたいという電話がかかる。エレンの脳裏に悪夢にような日々がよみがえった。泣きつづける娘のジェンマ、嫌悪のこもった目で見つめるルーク。六年前、エレンは難産のストレスで心を病み、娘を傷つけてしまいそうな自分に怯えていた。結局彼女は、愛する夫と生後半年の娘を残して家を出ることを選んだ。以来ルークは、ロンドンにいるエレンを憎みつづけているし、年四回会うジェンマも、母親のエレンになつくどころか怖がっている。彼は今夜、いい女性が現れたから離婚してほしいと言うのでは?いろいろ考えると、もう潔く別れたほうがいいのかもしれないと思う。だが再会したルークは思いがけないことを言いだした。出張でロンドンにいるあいだ、ジェンマを預かってほしい、と…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きき
2
10代だったヒロインの産後の精神状態を知ると出て行った事を責める気にはならないけど、駄目でも良いから真実を話さなきゃ、分って貰えなくとも伝える努力をしなきゃと思うわ。棄てられたと思ってるほうがやっぱり辛いと思うから。2016/03/06
romaco
0
★★★ 難産や産後のストレスで夫ヒーローと娘を置いて家を出た妻ヒロイン うーん、ヒロインの視点で考えると凄い孤独で可哀想だし、ヒーローの視点で考えると訳が分からず妻に家を出て行かれて気の毒な気もするし・・・でも、ヒーローの考えた復讐は残酷だった それに負けずに娘の為に真の敵を見つけ出せてヒロイン良かったね2013/02/03
こえん
0
ヒロインの話をきちんと聞けなかったのが別居の原因だって、ヒーローが認めるまでが長すぎる気がする。とある人のヒロインへの悪意は、うわぁ!って感じ。2009/12/29
くろうさぎ
0
ヒロインの親がね・・・2007/11/25