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内容説明
アリーの目標は2000年までに結婚することだった。両親の結婚四十周年を祝うパーティーが開かれ、その折に彼女は高校生のころ憧れていた幼なじみクリスと再会した。クリスはプロのフットボール選手だったが、妻の死をきっかけに幼い娘ハンナを連れて故郷に戻っている。母親のいないハンナと、人生のパートナーのいないアリーとクリス。ハンナを軸に二人が接近するまで時間はかからなかった。だがアリーは彼に、人を寄せつけない翳りがあるのも感じていた。結婚さえしたら、何もかも理解しあえるはずだわ。ついに二人が熱いキスをかわすときが訪れた。しかしアリーが身も心もクリスにゆだねようとしたそのとき、彼女が聞いたのは、思いがけない言葉だった。「アリー、すまない。いまぼくのしたことは忘れてくれ」。