出版社内容情報
物理学全体を通底する基本的な見方・考え方のうち、特に重要なものを厳選してわかりやすく紹介する。
大学初年次レベルの数学(微積分・線形代数)を使用し、基本法則の数学的扱いにも立ち入る。
力と運動、場と時空、エントロピー、量子論の基本的仮定と枠組みなどの、最も重要な原理にフォーカスすることで、これらの理論の中核が理解できるように解説する。
目次
1 力と運動
2 力学的エネルギー
3 古典力学の広がり
4 ベクトル場
5 電場と磁場
6 マックスウェル方程式
7 光と時空
8 マクロ世界の論理
9 エントロピー
10 不可逆性
11 古典論から量子論へ
12 量子論を記述するための数学
13 量子論の定式化
14 ベルの不等式
15 物理の世界:この先の展望
著者等紹介
岸根順一郎[キシネジュンイチロウ]
1967年京都府に生まれ、東京都立川市で育つ。現在、放送大学教授・理学博士。専攻、理論物理学(物性理論)
清水明[シミズアキラ]
1956年長野県に生まれる。現在、東京大学名誉教授、放送大学客員教授・理学博士。専攻、理論物理学(量子物理学、物性基礎論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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