出版社内容情報
本書は情報化社会におけるメディアと教育のあり方に関して、「メディアで学ぶ」「メディアを学ぶ」という2つの視点から、教育の現状や課題に関する知識を習得する。
第1章から第9章までは初等中等教育および高等教育において、ICTがどのように活用されているかについて学ぶ。そして、第10章から第15章にかけては、さらに情報技術との関連を通して、メディアを用いる教育の意味、メディア・リテラシーの実際とその意味を学ぶ。
目次
概説:メディアと教育
情報・通信技術と教育
小学校における情報通信技術の活用
中学校における情報通信技術の活用
高等学校における情報通信技術の活用
特別支援学校における情報通信技術の活用
大学教育の変貌とICT活用
開放型の高等教育
メディアを活用した授業づくり
メディア教育で育むメディア・リテラシー
メディア教育の歴史的展開
メディア教育の内容と方法
知識・技能を活用する学力とメディア教育
メディア教育を支援する教材とガイド
ソーシャルメディア時代のメディア教育
著者等紹介
苑復傑[ユアンフジエ]
1958年北京市に生まれる。現在、文部省メディア教育開発センター助教授、教授を経て放送大学教授。専攻:高等教育論、教育社会学、比較教育学
中川一史[ナカガワヒトシ]
1959年北海道に生まれる。横浜市の小学校教諭、教育委員会、金沢大学教育学部助教授、メディア教育開発センター教授を経て、放送大学教授。専攻:メディア教育、情報教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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