出版社内容情報
教育学・心理学・臨床心理学に興味を持つ読者を対象に、これらの学問全体のガイダンスと、基礎知識を解説する。三領域の各特徴を通して、導入的な思考方法と視点を身につけること、そして学びを積み上げ、読者自身の専門領域と分野を見つけていくことを目的とする。各領域内での対象分野ごとの問題・関心やその立場と視点の独自性、アプローチの仕方、及び実践活動を順を追って系統的に考察することを目標とする。
目次
1 心理と教育へのとびら
2 教育社会学
3 大人が学ぶ理由:生涯学習
4 情報化社会と大学教育
5 高等教育研究
6 学校教育と教育行政
7 そのスマホ、使いやすいですか:認知心理学
8 主体的に学ぶということ:教育心理学
9 他者を認識する過程:社会心理学
10 赤ちゃんのこころ:発達心理学
11 臨床心理学入門
12 心理療法とイメージ
13 スクールカウンセリング
14 教育相談センター・室における心理臨床
15 心理学の資格
著者等紹介
苑復傑[ユアンフジエ]
1958年北京市に生まれる。現在、文部省メディア教育開発センター助手、助教授、教授を経て、放送大学教授。専攻、高等教育論、教育社会学、比較教育学
向田久美子[ムカイダクミコ]
1969年三重県に生まれる。現在、放送大学准教授、博士(心理学)。専攻、発達心理学、文化心理学
佐藤仁美[サトウヒトミ]
1967年静岡県に生まれる。現在、放送大学准教授、臨床心理士、芸術療法士、公認心理師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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