出版社内容情報
誰にとっても身近な場である「住まい」を題材として、持続可能な社会の構築という目標のなかで必要となる住まいの環境に関する教養を培う。居住者にとって健康的で快適な住まいの環境とはどのようなものかを、熱・空気・光・音環境の観点から知る。また、住まいの環境は建物のつくりだけでなく、屋外環境や居住者の住まい方の影響も受けている。それらの調整によって創出される住まいの環境やその計画方法についても事例を交えながら学ぶ。住みこなすという視点からも住まいの環境を捉えていく。
目次
住まいと環境のとらえ方
住まいの変遷―集合住宅を中心として
住まいの実際―ソーラータウン府中の家
日本の気候特性の見方
世界と日本の住まいとまちのかたち
住まいの温熱環境
住まいの空気環境
住まいの光環境・視環境
住まいの音環境
快適な住まいと住まい方1―夏季と中間季〔ほか〕
著者等紹介
田中稲子[タナカイネコ]
2000年東京工業大学大学院博士後期課程修了、博士(工学)。名古屋工業大学助手、横浜国立大学VBL講師・特任教員(助教)・准教授を経て、横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院・教授。専攻・専門は建築環境工学、住環境教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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