出版社内容情報
20世紀に福祉国家を標榜した欧米諸国および日本をはじめ世界中の多くの国々において21世紀の現在、人々の生活問題の予防・緩和・解決のための社会保障や労働政策が導入され、多くの改革が進行している。グローバリゼーションと各国固有の経済的社会的背景の中で、それぞれの国と地域の社会政策はどのような対応を迫られているのか。社会保障政策や労働政策の制度・実践の動向を学習することによって、世界における社会政策の動向を知り、日本の位置と課題を浮き彫りにする。
目次
社会政策を考えるための基本的な視点
福祉多元主義の国際動向
家族・児童に対する社会政策の国際動向
高齢者に対する社会政策の国際動向
住宅・コミュニテイ政策の国際動向
障害者政策の国際動向
社会的排除と包摂の国際動向
アクティベーション政策の国際動向
ケアサービス給付の国際動向
ケア労働の国際動向
働き方改革の国際動向
ジェンダー視点で見る税・社会保障改革
エビデンスを重視する社会政策―イギリスのEBPMを参考に
労働法・社会保障教育のあり方を考える
日本が進むべき道
著者等紹介
居神浩[イガミコウ]
1963年大阪府に生まれる。現在、神戸国際大学経済学部教授。専攻は社会政策(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。