目次
科目の全体像
遺伝情報の基本原理
遺伝情報からの人間理解
生命体のなかでの情報の働き
イメージング技術が描き出す脳内情報伝達
視聴覚情報メディアの発展と人間の応答
非言語行動に着目した会話インタラクションの理解
ライフログ技術を使った社会活動の理解と活用
博物館・美術館での情報技術の利用と展開
人間の学習行動と学習環境のデザイン〔ほか〕
著者等紹介
仁科エミ[ニシナエミ]
1984年東京大学文学部西洋史学科卒業。1991年東京大学工学系大学院都市工学専攻博士課程修了、工学博士。現在、放送大学教授
辰己丈夫[タツミタケオ]
1997年早稲田大学大学院理工学研究科数学専攻博士後期課程退学。2014年筑波大学大学院ビジネス科学研究科企業科学専攻博士後期課程修了。現在、放送大学教授・東京大学非常勤講師・千葉大学非常勤講師、博士(システムズ・マネジメント)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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小野靖貴
2
人間の情報であるDNAから始まり、人間活動であるライフログ、人間のモデル化である人工知能といった「人間の生み出す情報」にフォーカスを当てた講義2024/10/08
さちめりー
2
#放送大学 #情報技術が拓く人間理解 担当講師の仁科エミ先生や、生命情報科学担当の二河先生が関わるパートがいちばん深度が深かったように思う。35億年の自然のしくみにはヒトはとうてい足元にも及ばないことを実感できる。生き物や脳のしくみを知れば知るほどとんでもなく複雑なのだと驚かされる。そのしくみを解明しようとする人間の底無しの探究心にも驚く。情報技術がヒトの労働を請け負うことによって、ヒトは人類本来の週35~45時間しか働かない狩猟採集民のライフスタイルを送るようになるのでは、と示唆する帰結に心が踊った。2022/07/31
リリパス
2
例えば、「遺伝子とDNA」「ホルモンの働き」「脳機能地図」「視聴覚情報メディアの活用法」「身振り手振りなどの非言語行動の分析や解析」「ライフログ技術って何?」「博物館や美術館の携帯端末やWEBサービスについて」「人間の学習行動と学習環境の影響」「いろんなロボット」「ビッグデータって何?」「データクレンジングって何?」「人工知能の仕組み」といったことが書いてある本です。2021/04/07