目次
自然言語処理の概要と歴史
文字列・テキスト処理の基礎
系列の解析
コーパスに基づく自然言語処理
意味の解析
構文の解析
文脈の解析
情報抽出と知識獲得
情報検索
対話システム
機械翻訳
まとめ
著者等紹介
黒橋禎夫［クロハシサダオ］
１９６６年京都府に生まれる。１９９４年京都大学大学院工学研究科博士後期課程修了。京都大学工学部助手。京都大学大学院情報学研究科講師。東京大学大学院情報理工学系研究科助教授を経て、京都大学大学院情報学研究科教授。専攻は自然言語処理、知識情報処理（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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kochi
15
簡潔にまとまった自然言語処理の放送大学の教科書。物理的に薄いのだけど、意外に広い範囲が押さえられていて通読するのにちょうど良い。2019年改訂だが、流石に最新の深層学習方面についての言及は少ないが、本質的なことがさらりと書いてあって、目から鱗的に理解が深まる感じ。本書最後の文章が、「自然言語処理の劇的に進展が始まろうとしている。」とあるのは示唆的。インターンシップの学生さんが来るので、参考書にならないかと読み始めたが、結局紹介だけにしといて、本は、もうちょっと読み込み込むことに(^^)2022/08/31
ぶう
12
自然言語処理の解説書として評価が高い、放送大学の教科書。機械学習での自然言語処理を行う事前の準備として読了。形態素解析や、構文解析、文脈解析など自然言語処理における基本ポイントが200ページ程にコンパクトにまとまっている。機械学習の本では無いが、ニューラルネットワークについても簡単に触れられており、ディープラーニングを使用しての自然言語処理をやる場合には一度本書を読んでみることをオススメする。ちょうど今、chatGPTという凄いAIが世に出て話題になっており、言語モデルの可能性を改めて感じている。2022/12/05
ほしの
3
今まで断片的に調べていた事柄をこの本を読むことで整理できた。さしあたり今後は情報抽出、情報検索の手法とか知りたい。あとword2vecとか。次は応用を扱う入門書を読むか。2023/01/02
ONE_shoT_
3
自然言語処理を概観するために読んだ一冊。系列解析（形態素解析・固有表現認識）、構文解析、文脈解析（照応・省略解析、談話構造解析）、意味解析といった基本的な解析の精度が向上したことで、対話システムや機械翻訳などの応用システムが発展してきていることが広く浅く理解できた。2020/05/31
tossy
2
放送大学教材の教科書で自然言語処理について書かれた本。各章がコンパクトにまとめられており、ざっと体系的に学びたい時に読める本。各章の最後に学習課題も載っており、理解を深めることができる。2022/02/12
