目次
思春期・青年期の誕生
思春期・青年期の心のあり方
ともだち関係と思春期
発達障がいという概念
学校と思春期
思春期・青年期と「異界」
思春期・青年期と非行
思春期・青年期と不登校・ひきこもり
思春期・青年期と身体
思春期・青年期の心理療法(1)―カウンセリングと非言語的療法
思春期・青年期の心理療法(2)―発達障がいの心理療法
思春期・青年期とメディア
思春期の子ども期、おとなの思春期
思春期・青年期と家族のつながり
思春期・青年期を生きるということ
著者等紹介
大山泰宏[オオヤマヤスヒロ]
1965年宮崎県に生まれる。1997年京都大学大学院教育学研究科博士課程修了、博士(教育学)、京都大学高等教育研究開発センター助教授、京都大学大学院教育学研究科准教授を経て、放送大学大学院臨床心理学プログラム教授。専攻は心理臨床学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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恋
4
大山泰宏先生の講義「人格心理学」で心理学を学ぶ決意をした人は少なくないだろう。私もその一人。 心身の不調の時期に執筆とあるのに、読んでみると最初から最後まで尽きることのない確信に満ちたエネルギーがあり、改めて先生は凄い心理学者だと思った。 思春期・青年期の定義から丁寧に解説され、前思春期のチャムシップが講義の入口。イニシエーション、非行、不登校、引きこもり、発達障害、等々、幅広いトピックや臨床知が凝縮されている。 「思春期・青年期の心理学は誰のためにあるか」というメッセージ性を貫いた圧巻の一冊です。2020/05/15
いとう
2
思春期・青年期の心理発達の特徴が広くまとめてある。例えば、林創(2014)児童期および青年期の発達研究の動向 https://www.jstage.jst.go.jp/article/arepj/53/0/53_14/_article/-char/ja のように、文献レビューや感情、認知、社会性、適応のように特化した内容があるわけではない。2024/08/08
リリパス
2
おもに、小学校3年生くらいから30代くらいまでの、思春期の子どもや青年期の人々の心理状況について書かれている本です。いろいろと考えさせられました。2019/08/29
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- 和書
- 保険法概説 (第2版)