目次
『枕草子』の多様性
『枕草子』のゆくえ
『方丈記』のテーマ性
災害記としての『方丈記』
閑居記・書斎記としての『方丈記』
『方丈記』の達成
『徒然草』とは何か
『徒然草』の始発
隘路からの脱出
『徒然草』の描く人間、そして心
『徒然草』の逸話と考証
『徒然草』における時間認識
批評文学としての『徒然草』
江戸時代の『徒然草』
『徒然草』のゆくえ
著者等紹介
島内裕子[シマウチユウコ]
1953年東京都に生まれる。1979年東京大学文学部国文学科卒業。1987年東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。放送大学教授、博士(文学)(東京大学)。専攻:中世を中心とする日本文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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オザマチ
13
講義名は「『方丈記』と『徒然草』」ですが、同じ三大随筆である「枕草子」にも触れます。特に目的を持たず、なんとなくの興味だけで履修した科目でしたが、講義中で取り上げる話題がどれも面白く、『枕草子』と『方丈記』については、受講と並行して文庫版を読みました。作品そのものの面白さを知るとともに、各作者が物事や人生をどう捉えていたかを知り、考える事ができます。時間の関係で講義終了までに『徒然草』を読むことができていませんが、そちらも後日読むつもりです。2019/02/02
エビケン
1
一度『方丈記』『徒然草』を通して読んだ後に、改めて読み直す際にその読み方を豊かにしてくれます。時代を超えて読み続けられる古典、その古典の視点の豊かさにもう一度読もうと思わせてくれる1冊2022/06/10
Hisashi Tokunaga
0
いやいや、ここまで語る事の出来る徒然草だったんだ。島内先生有難うございました。2018/08/06
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