放送大学教材
哲学・思想を今考える―歴史の中で

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  • サイズ A5判/ページ数 297p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784595318511
  • NDC分類 100
  • Cコード C1310

目次

哲学の精神
人類の根源思想の成立と展開
西洋哲学の基盤
西欧近代文明の成立(一五~一七世紀)
近代哲学の確立(一八~一九世紀前半)
非西欧の伝統文化と近代文明による侵略
日本の伝統思想と近代化の達成
近代から現代へ(一九世紀後半~二〇世紀へ)
現代哲学の成立―ハイデガー『存在と時間』の衝撃
近代日本における新たな思索の展開―西田幾多郎と和辻哲郎〔ほか〕

著者等紹介

魚住孝至[ウオズミタカシ]
1953年生まれ。1983年東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学、国際武道大学教授を経て、放送大学教授。博士(文学)。専攻は倫理学、日本思想、実存思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

4
哲学を初めて学ぶ私にとって、大きな感動を与えてくれる教材だった。 12章に至るまで私は難解な哲学の理論に翻弄され、哲学の何たるかが分からないままページを捲っていたが、著者が予め述べていた人物、ハイデガーを通じて一気に哲学とは何か、ということが了解できる工夫された仕掛けがこの教材にはあった。 書かれている哲学用語の一割も私は理解していないだろう。 だが哲学の本質、つまり「すべての学問の礎であり、神との対峙がまたその礎である性質」これを理解出来たことが私にとって価値があった。 この本で学べて良かった。2020/07/21

さちめりー

1
#放送大学 履修はしていないが、魚住孝至先生自らこのテキストを元にし講義する #面接授業 に運良く当選し、下準備のためまるで履修科目のようにノートも取って読み通した。基盤科目ということもあり(放送大学では例外も多々あるが)初心者にも理解しやすく作られていて先生の有能さと愛を感じられた。西洋哲学のベーシックから生命や宇宙の誕生にも話題が及び初心者にも幅広く「哲学」できる。東洋人だからかやはり十牛図などの東洋思想に魅力を感じる。哲学への好感度がアップし、魚住先生の他の科目もぜひ履修したいと思える一冊でした。2023/01/15

いまこ

1
シアトル首長のスピーチで泣きそうになった。 特定の教義に依存しない哲学がそこにはある。 かっこいい。

オランジーナ@

0
倫理の教科書みたいなかんじ2023/10/16

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