目次
哲学の精神
人類の根源思想の成立と展開
西洋哲学の基盤
西欧近代文明の成立(一五~一七世紀)
近代哲学の確立(一八~一九世紀前半)
非西欧の伝統文化と近代文明による侵略
日本の伝統思想と近代化の達成
近代から現代へ(一九世紀後半~二〇世紀へ)
現代哲学の成立―ハイデガー『存在と時間』の衝撃
近代日本における新たな思索の展開―西田幾多郎と和辻哲郎〔ほか〕
著者等紹介
魚住孝至[ウオズミタカシ]
1953年生まれ。1983年東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学、国際武道大学教授を経て、放送大学教授。博士(文学)。専攻は倫理学、日本思想、実存思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ブルーツ・リー
5
久々に6周目。少し間隔は空いたものの、すでに5回回して居るから、一度理解できた部分に関しては、そんなに忘れてしまった、等もなく、順調に読むことができた。 問題は、理解が難しい部分。 20世紀の思想、特にハイデガーやヤスパース辺りが特に難解に感じられ、何度読んでも、内容が入って来ない感じが強い。 あと14周読むから、ある程度の理解はできるとは思うのだが、それでも、思想の一端に触れられた、と思うまでの理解も、よっぽど上手な授業をやってもらえないと、難しい、と感じた。 まずは後14周読み、授業を楽しみにしたい。2020/09/29
ブルーツ・リー
5
放送大学で後期に取ろうとしている授業の教科書。 この科目は、放送大学の哲学の科目の中でも、基礎科目に当たる講義で、必ずしも専門性が高い授業では無いのだけれど、それでも、難解。 多くの思想家の哲学が書かれているのだけれど、1章の内に数人の思想家が出てくるペースで、たくさんの人物のたくさんの思想を、少しの文で要約されているから、これはこれで、大変だと思った。 つまり、自分はようやく、哲学の基礎を学び始められる段階に来たという事か。 単位を目指す授業なので、例によって、何十周も読み込み、理解を深めて行きたい。2020/08/30
ブルーツ・リー
4
20周目、読了! 自分の好きで読み始めた事だけれど、それでも、20回回すと、さすがに、達成感と、解放感が大きいです。 これで、自分に課したノルマは達成できたので、試験に、向かいたいと思います。 今回の放送大学の試験は、コロナの影響で、在宅でのもの。 ネット上で試験問題を獲得し、マークシートに記入後、郵送するというもの。 何とか、S評価を得られるように、頑張りたいです。 家での試験なので、試験会場のような緊張感がないから、気合が抜けて詰めを誤らないか、心配しています。 ともかくも、20周、読了です。2021/01/15
ブルーツ・リー
4
10周目。 さすがに、なんとなーく、理解できてきてしまった感が出てきたので、恐ろしい。 いやいや、そんな訳がない。哲学というのは、簡単な理解はできるものではなくて、特にハイデガーあたりの、20世紀の哲学に関しては、理解の一旦にすらたどり着けない事が殆ど。 しかし、それでも哲学者の思想にたどり着けなくても、教科書に載っている部分だけでも、何となくの意味がおぼろげながら理解できて来たのは、いい事。 後は、このおぼろげな理解を、どうやって一本の思想としてまとめて理解するところまで持って行けるか。 あと、10周。2020/11/11
ブルーツ・リー
4
5周目読了。 分かっていない部分を重点的に、と前回言ったにも関わらず、時間をあまり取れなかったため、結局今までと大して変わらない読書になってしまった。 しかし徐々に、この教科書には何が書かれていて、この文の後にはこの文が出て来て、というのが分かるようにはなってきた。 この科目は哲学だから、そうなっても十分ではないのだけれど、他の教科であれば、大まかな教科書の流れが分かるようになると、大抵単位に困る事は無くなる。 哲学科目だから、これで十分という事はなく、気を引き締めて、あと15周、読んでいきたい。2020/09/12