目次
現代フランス哲学概観
源流としてのベルクソン
ベルクソン哲学の進展
ベルクソン哲学の可能性
戦後のフランス哲学理解のために
サルトルの哲学
メルロ=ポンティの哲学
1960年代からの思想状況
ミシェル・フーコーの哲学
1980年代からの思想状況
ポール・リクールの哲学
現代フランス哲学に学ぶ
著者等紹介
戸島貴代志[トシマキヨシ]
1958年香川県に生まれる。1992年京都大学文学研究科博士課程単位取得退学。現在、東北大学文学研究科教授・博士(文学)。専攻、哲学、倫理学
本郷均[ホンゴウヒトシ]
1959年愛知県に生まれる。1993年早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻単位取得退学。現在、東京電機大学教授。専攻、哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Bevel
4
現代フランス思想に関して他人に勧められる本ないかなと思ったけどはまらなかったなあ。一人称視点において、他者への「なりきり」があるということと、自分が自分である「感じ」があることの共存としてベルクソンの「直観」を書くのはそうかなと思うけど、概念規定がざっくりしててどんどん何を言ってるかわからなくなる。サルトルの自由を現象学と形而上学の話を飛ばして「講演」から考えると哲学的には何言ってるかわからない。部分として学ぶところもあるのだけど、一種の推論の積み重ねとか体系を求めて初学者が読む本ではないと思う。2025/01/24
Muga
1
自分の実力以上の本を選んでしまい四苦八苦。そもそも身体論をやりたくて勉強し始めたのだった。身体論をやりたいと言ったらメルロポンティ読めと言われたのだった。だがまだまだ駄目みたいだ。そして自分の考えてた身体論と微妙にちがかった。2022/11/03
masasamm
1
明日試験です。一応読み終わったのですが、実は何を書いているのかがほとんどわかっていません。自分の今ある知識と関連付けて、なんとか理解しようとしているのですが、あまりに具体性がないので、自分の理解で正しいのかもわかりません。困りました。しかし、こういう体験も必要です。いつかこれが理解できるようになるよう、これからも努力を続けたいと思います。2020/01/25
あ
0
リクールの章だけ読んだ 時間の形象化は面白い発想 また通して読む2022/06/18
いとう・しんご
0
20世紀のフランス哲学を概観する上で、お手頃な一冊。初学者や昔の知識をアップデートしたい方にお奨めです。2019/07/30