目次
学習1―行動の分類と反射行動の変容原理
学習2―オペラント条件づけと強化スケジュール
学習3―学習の生物学
認知1―動物たちの色の知覚
認知2―動物たちの形の知覚
認知3―動物たちの記憶
認知4―動物たちのコミュニケーション
認知5―動物たちの思考
認知6―動物たちの社会的知性
認知7―動物たちの感情
トピック1―チンパンジーのこころ
トピック2―カラスのこころ
トピック3―イヌのこころ
トピック4―イルカのこころ
認知8―動物たちの意識と内省
著者等紹介
藤田和生[フジタカズオ]
1953年大阪府に生まれる。1976年京都大学理学部生物系卒業。1982年京都大学大学院理学研究科動物学専攻博士後期課程修了。現在、京都大学大学院文学研究科教授・理学博士。専攻、比較認知科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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さちめりー
1
「すべての動物種は特別である。 違いはあっても優劣はない。 生き方の違いがあるだけである。」 「生き方の違う生き物たちがいて、地球の生態系はうまく回る。」 「ヒトだけが栄えることはできない。」 本書は一環してこの視点を持ちながら、動物たちのこころの働きを体系立てて教えてくれる。 この言葉の「動物」や「生き物」を「ヒト」に替えても、しっくりくる。 豊かな多様性あふれる世界は、これからの未来に生き物やヒトが生き残るための、絶滅しないための、最重要な価値観なんだろう。 2020/12/01
いまこ
1
動物の心について 色、形の認知、記憶など。 人間にしかないと思いこんでいる能力は実は動物にもあったりする。 しかも動物の方が優れていることだってある。2019/07/17
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