目次
文化人類学のめざすもの
人類の社会性と文化
多様な「人間」のあり方
文化的他者とは誰か
民族というものと現代性
超越者と他界
文化と身体
遊びと芸術
文化と情報メディア
「もの」の人間世界
環境と開発
人と人のやりとり
争いと平和
災害と回復
人類文化の未来について
著者等紹介
内堀基光[ウチボリモトミツ]
1948年東京都に生まれる。1978年オーストラリア国立大学高等研究院博士課程修了・Ph.D.取得。1979年東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得後退学。現在、放送大学教授、一橋大学名誉教授。専攻、社会文化人類学
奥野克巳[オクノカツミ]
1962年滋賀県に生まれる。1998年一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。現在、桜美林大学リベラルアーツ学群教授・博士(社会学)。専攻、文化人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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小梅
26
中間レポート提出にあたり読了。2014/05/25
本読みマン
2
① 人類学についてあまり知らなかったので、この本で人類学、文化人類学の定義について知ることができてよかった。 人類学に限った話ではないが、人の心理や行動、諸事象をどのように論理的に解釈、説明しているのか疑問に思った。研究結果には少しは主観、バイアスが入ると思った。学者がどのように研究しているのか知りたい。もしかすると、理系以外の学問は研究にある程度主観が入っていて、それがそれとは違う様々な研究によって訂正、修正されていくもの、なのかもしれないと自分の中で思った。2019/12/02
さちめりー
1
抽象的な表現が多く、読後もしっかりと「なるほどわかった」という感覚を持ちづらい。文化人類学は過去にもこれからも社会に貢献して役に立つ素晴らしい学問である、という主張が端々に感じられる。学問とは「役に立つかどうか」とは別の領域にあるものだと思っていたので、少し違和感を持った。 人類が持つ集合的属性による暴力性から逃れるには、個人という存在を尊重するしかない、との結びには共感する。2020/01/19
Tatsuya
0
概念の理解が難しい章がいくつか。でも全体的に面白かった。2017/06/23
hurutakouichi_gallerys
0
くそぼん2025/04/10