感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヤギ郎
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大学で開かれる法学の授業の参考図書です。法学で法律の下で活動する人々(僕やみなさんのことですね)を市民と呼ばれることが多いです。学者によってこの言葉の定義が違ったりしますが、大まかな意味は記した通りです。さて、この本は「市民」を中心とした国家(民主主義国家ですね)において法律がとう関わるかを論じています。専門的な判例や事件等にはほとんど触れていますん。高校の政経の資料集に出てくる裁判を少しだけ取り上げています。入門書としてはやや難しく、法学を専門的に学ぶ人は最低限知っておくべき内容が書かれています。2015/07/09